医学講座
コロナによる経営悪化
今日は2020年9月28日(月)です。
今日のYahoo!ニュースです。
大学病院の手術件数が3割減 5月、コロナ影響で経営悪化
医学部のある国公私立大学が参加する「全国医学部長病院長会議」が20日、東京都内で記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、84大学病院による5月実施の手術件数の合計が前年同月比31%減だったと発表した。収入減など経営が悪化している状況も改めて示された。
同会議は5月末時点の経営状況などを全国の大学病院に調査した。5月の収入は有効回答を得た133病院の合計で16%減少。初診の患者は45%減っていた。同会議は、受診控えや手術の減少、コロナ患者用の病床確保などが経営悪化につながっていると分析した。
(以上、Yahoo!ニュース、共同通信より引用)
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コロナ禍で医療機関の経営が悪化しています。
一番大変なのが、、、
コロナ患者さんを引き受けた病院です。
救急患者や外来患者を制限していました。
当然、手術件数も大幅減です。
今の日本の医療制度では、
大きな病院の収入は手術件数や検査件数に依存します。
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札幌市内でも、
手術をたくさんしている整形外科の病院は、
新築して移転しています。
収益が大きいからです。
札幌美容形成外科も手術がないと収入が減ります。
先日、日本美容医療協会からアンケートが来ました。
コロナ禍による収入減についてです。
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札幌美容形成外科の2020年の収入です。
2020年1月から2020年9月までで、
対前年比で一番収入が減ったのが2020年3月でした。
北海道独自の緊急事態宣言が出ました。
2020年4月にはデパートが閉店していました。
札幌の街全体から人がいなくなりました。
当然、札幌美容形成外科の患者さんも減りました。
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持続化給付金をいただくほど減ってはいません。
2020年1月から2020年8月までで、
対前年比10%減です。
新型コロナのために、
特にご年配の方が受診されなくなっています。
当然と言えば当然です。
今はじっとがまんの時期です。