医学講座
不妊治療の保険適応に賛成です
今日は2020年9月10日(木)です。
自民党総裁選挙が行われています。
3人の候補が政策を述べられています。
その中に、
不妊治療の保険適応を掲げてくださった候補がいらっしゃいます。
私は大賛成です。
■ ■
2012年12月28日の院長日記に、
安倍首相に望む③で書きました。
きれいになるための美容整形と…
子孫を残すための不妊治療を…
同じ自由診療としている制度に疑問を感じます。
…と書いてあります。
一組で多くの夫婦に赤ちゃんができてほしいです。
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保険適応にするメリットはたくさんあります。
公立病院で治療をしやすくなります。
保険診療には審査という制度があります。
不適切な治療をしているところは、
容赦なく査定されます。
自由診療にはない、
他の医師から見た審査があります。
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保険診療の料金は全国一律です。
きっと不妊治療の料金そのものが安くなります。
眼瞼下垂症手術は、
保険診療ですとクリニックの収入は、
両目で14万円程度です。
自由診療のクリニックは、
両目で30万円(税別)というところもあります。
私は不妊治療を保険適応にしてくれる候補が、
内閣総理大臣になってくれることを願っています。