医学講座
サイバー攻撃_大阪急性期・総合医療センター
今日は2022年11月2日(水)です。
昨日のYahoo!ニュースです。
大阪 総合病院にサイバー攻撃 外来などの受付停止
10月31日、サイバー攻撃を受けて通常の診察が止まった大阪の大阪急性期・総合医療センターでは1日も依然、システム障害が復旧せず外来や救急の受け付けを停止する状況になっています。
大阪急性期・総合医療センターによりますと、電子カルテのシステムに障害が発生し、カルテが閲覧できない状態になりました。
原因はコンピューターウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃で、職員が異変に気付いたのは、31日午前7時前でした。
患者の情報の流出は確認されていませんが、31日はおよそ600人から1000人の診察に影響が出ました。
電子カルテは、現在も使用できず、緊急性のある手術のみ「紙カルテ」で対応するということです。外来診療は受け付けていません。
患者:「検査を受けないといけないのに、きのう受けられなくなった。こんなことが身近で起きるんだと思ってびっくり」
復旧のめどは立たず、病院は今後、警察に被害届を出す方針です。
■ ■
大変なことです。
今日も病院の機能は止まったままです。
今の病院は電子カルテがないと診療ができません。
札幌美容形成外科は電子カルテなしでも、
診療も手術もできます。
私はランサムウェア対策もしています。
大阪急性期・総合医療センターもしていたと思います。
■ ■
エモテット感染に注意
2020年2月10日に北海道新聞に出ていました。
ランサムウェア身代金要求は、
2016年にロスの病院で起きています。
こんなことで病院の機能が止まると大変です。
デジタル庁で何とかしてほしいです。
“サイバー攻撃_大阪急性期・総合医療センター”へのコメント
コメントをどうぞ
大変な事が起きてしまったのですね。
先生のクリニックでは
電子カルテなしでも、
診療も手術もできるのですか。
素晴らしいですね。
流石は先生です。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。うちは料金計算さえできれば電子カルテがなくても手術も診察もできます。もともと紙カルテでPCで計算していました。大きな病院は、患者さんを診察することはできても、CTやMRIの画像を見たり、検査結果を見たりできないです。お薬の処方も電子カルテがないとできないですし、処方箋も出せません。大きな医療センターの機能が止まると困ります。ビットコインで払えと言われても、議会の承認なしには払えないと(私は)思います。
私が子供の頃に診ていただいたお医者さま
は手書きのカルテでした。ドイツ語で書いて
いる内科の先生もいました。
オンラインで社会は便利になりましたが、
医療現場でこのような事件が起きると
本当に困ります。
保険証をマイナンバーカードにするのも
危うさを感じました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。ほんとうに困ったことです。マイナンバーのデーターまで盗まれたらどうにもできません。公立病院は院長がビットコインで払えと言っても議会の承認がないと払えないと思います。ハッカーもそこまで考えなかったのだと思います。
大変な事ですね。具合が悪くても診ていただけないのですから。ランサムウェアは息子も対応してるそうです。
本間先生のように病院もそうなった時のためのマニアルを作るべきだと思います。
色んな病院に研修に行った息子は殆どの病院はセキュリティが低く個人情報を他から盗む気になれば盗める状態だと言ってました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんのご子息様は元SEの医療従事者なのでよくおわかりになるのだと思います。私が院長だったら一番欲しい人材です。医師や看護師、薬剤師、理学療法士など病院で働く医療従事者でPCやネットのセキュリティーに詳しい人はまずいません。息子さんが指摘されるようにセキュリティレベルは低いと思います。私は個人情報保険に加入したり、ランサムウェアにやられても復旧できるようにバックアップを取っています。電子カルテなしでも診療ができるようしてあります。小さな診療所だからできることで大きな病院では無理です。