医学講座
コロナ感染者数、北海道が全国一
今日は2022年11月9日(水)です。
札幌は晴れています。
晩秋という感じです。
残念なことにコロナ感染者数が全国一です。
二番目が山形県です。
私とさくらんぼさんをねらっているようです。
感染に気をつけています。
■ ■
Yahoo!ニュースです。
北海道が全国で最も深刻…新型コロナ感染拡大の要因は「家族感染」と”気温低下”か 今後は新変異株流行も
北海道内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、2022年11月3日、7257人だった。3日連続で7000人を超えている。
10月に入ってから、少しずつ増えてはいたが、少ない日では1000人を切り、10月10日と11日は900人台だった。ところが週を追うごとに増えていって、11月3日の7257人という感染者数は前の週の同じ曜日に比べて、2000人以上増えている。
感染者の急増に伴って、病床使用率も上がってきていて、心配な状況になりつつある。このまま増え続けると、第7波に見舞われ、過去最多となった8月19日の8632人を超える恐れも出てきた。
新型コロナウイルスは気温5℃から15℃で活性化する
感染拡大の指標となる人口10万人当たりの感染者数は、北海道が全国で最も多い138.9人。続いて山形県、長野県が100人台となっている。
気温の低い、寒い地域で多くの感染者が出ているようだが、なぜ今、感染が再拡大するのか。北海道医療大学の塚本容子教授の解説していただいた。
北海道医療大学 塚本容子教授:「この時期の感染拡大には3つの要因がある。去年も同じ解説をしたが、1つ目の要因はそもそもコロナウイルスは、インフルエンザと違って、少し寒い気温、5℃から15℃になると活発化するウイルス。
2つ目は寒さで換気が難しくなる。さらに乾燥しているので、飛沫が飛びやすくなる。
3つ目は学校行事、修学旅行など宿泊を伴う行事で、感染が広がりやすくなる。
この3つの要因が考えられる」
10代と40代、50代の感染拡大は「家族感染」か
年代別の感染者の割合では、10代以下が全体の35%。40代から50代も26%と多くなっている。なぜこの世代が増えているのか。
北海道医療大学 塚本容子教授:「10代の子どもたちの感染拡大、学級閉鎖なども増えてきていると思うが、その年代のお父さん、お母さんが40代から50代と考えられるので、やはり『家庭内感染』が増えてきていると考えられる」
新たな変異株「BQ.1」は感染力が非常に強い可能性
海外では通称ケルベロス、『BQ.1』という、新たな変異株が広がっているようだが、日本でも広がる恐れがあるのか。
北海道医療大学 塚本容子教授:「すでに日本でも市中感染が報告されている。BQ.1は9月にナイジェリアで報告されたものが、10月までにアメリカやイギリスなど、48か国で確認されていて、フランスでは4割から5割がBQ.1の感染と言われている。広がり方がとても速いということが言える」
北海道で今感染が拡大が増えているのは、第7波の要因となった『BA.5』。これまでの波は、新規の変異株の流行に伴って、感染が拡大していたが、BQ.1は北海道ではまだそれほど広がってはいないのか。
北海道医療大学 塚本容子教授:「今感染が拡大しているのはBA.5によるものと見られる。BQ.1は広がり方が、BA.5の倍くらいの広がり方をしている。もしかすると感染力も倍くらいとなると、非常に感染力が強いということになる。さらに、BA.5の感染した人も再感染する可能性があるというのが問題だと考える」
BQ.1に対して、ワクチンの効果はあるのか?
北海道医療大学 塚本容子教授:「急に拡大したので、研究が追い付いていない部分もあるが、今までと同じように、重症化の予防効果はあると思われるので、後遺症の予防も含めて、時間が経ってしまっている方には、ワクチンを接種してほしいと思う」
寒くなってきた時期、体調管理には特に気を付けたい。
北海道医療大学 塚本容子教授:「免疫機能を上げるという意味で、深呼吸をすることで、自律神経が整うということと、免疫機能が全身運動と同じ位、活性化すると言われている。ストレス解消にもつながるので、深呼吸をしながら日常生活を送っていただきたい」
さらに、水分補給と、十分な睡眠も心がけて欲しいということです。
(以上、Yahoo!ニュース、北海道ニュースUHBより引用)
■ ■
この北海道ニュースUHBは一週間前の、
2022年11月3日(木)20:05配信でした。
昨日は9136人で過去最多。
今日も9545人で記録更新です。
家族から感染したという身近な人も多いです。
重症化しにくいと言われても、
感染すると厄介です。
くれぐれも気をつけましょう。