医学講座
病院のデジタル化
今日は2022年11月29日(火)です。
天気予報で90%の確率で雨だったので、
今日は自転車をあきらめました。
2022年は11月28日が自転車通勤最後の日となりました。
来年4月まで、
これから長い冬になります。
正直なところ大雪が心配です。
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昨日の院長日記、
政府、病院サイバー対策で新組織
…の続きです。
私が医師になってから42年です。
この間に一番変わったのが、
カルテです。
2008年9月2日の院長日記です。
札幌美容形成外科では2009年から電子カルテにしました。
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世の中の流れで、
フィルムカメラ→デジカメ→携帯のカメラ
…と変わったように、
病院のレントゲンやCT、MRIもデジタルになりました。
昔はCTを撮ってもすぐに見ることはできず、
何日か後に来ていただいていました。
今は撮影するとすぐに見ることができます。
時代は変わりました。
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2020年9月2日にうちのばあさんの心臓弁膜症の手術をしていただきました。
92歳で心臓の手術ができるようになったのは、
各段に進歩した画像診断と、
カテーテルによる人工弁の手術のおかげです。
最新の画像診断のおかげで、
92歳のばあさんの心臓がとてもよく見えるようになりました。
正確に診断ができてはじめて手術もできます。
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病院のデジタル化が進んで、
一番困るのがセキュリティです。
医療関係者はネットのセキュリティに弱いです。
どんなに大きな病院でも、
サーバーなどの管理は外部委託です。
同じ業者さんが複数の病院を担当することもあります。
大阪急性期・総合医療センターは、
サイバー攻撃で1ヵ月以上正常な診療ができません。
デジタル化が進んだ一方で、
サイバーテロへの対策は不十分です。
日本国としてミサイル並に防衛力を強化してほしいです。
私の本音です。