医学講座
眼瞼下垂手術体験記_③(先生を選ぶ)
形成外科専門医だからと言って…
眼瞼下垂症手術が上手だとは限りません。
頻度は多くありませんが、
私が手術をさせていただいた方でも、
再手術となることがあります。
眼瞼下垂の手術を数多くすると、
必ず再手術になる人が出ます。
■ ■
○○形成外科で手術を受けたけれど…
手術結果が思わしくありません
という相談を受けます。
眼瞼下垂症講座⑬【再手術】
という2010年5月15日の院長日記に書いてあります。
再手術が難しいのが…
他の形成外科専門医がした手術です。
眼瞼下垂症手術は難易度が高い手術です。
形成外科専門医でも…
手術が上手な先生ばかりではありません。
残念なことですが…
訴訟になっている例もあります。
形成外科専門医には、
信じてはいけない人もいます。
■ ■
有名な病院だから…
そこの形成外科専門医が上手とも限りません。
大学病院の教授職だから…
眼瞼下垂症手術が上手だとも言えません。
形成外科医専門医にも、
それぞれ得意分野があります。
私は聖路加国際病院形成外科の
大竹尚之先生に手術をしていただきました。
■ ■
大竹先生は、
形成外科専門医の中でも、
特に美容外科分野に精通した先生です。
修正手術の難しさという、
2007年10月10日の院長日記に書いてあります。
修正手術は、一度も手術を受けたことがない人に比べて、手術が何倍も十倍以上も難しいのです。
聖路加国際病院では2004年4月から2006年4月までの2年間に、245例の眼瞼形成術を行い、そのうち154例が修正手術でした。63%が修正手術というのは、他の病院ではない数字です。
■ ■
私は日本形成外科学会で
大竹先生と知り合いました。
先生と共感するところが多く、
自分の手術は、
大竹先生にお願いしようと決めていました。
聖路加国際病院形成外科の特徴は、他院で手術を受けたが、結果が不満足だったので修正を希望される方が多いことです。
難しい修正手術を
数多く経験している大竹先生は、
優秀な先生です。
■ ■
個人のクリニックと違って、
大竹先生の症例写真をネットで見ることはできません。
私は一人の形成外科専門医として、
一人の眼瞼下垂症手術を受けた患者として、
聖路加国際病院形成外科の…
大竹尚之先生をご推薦します。
先生は慎重に選んで…
よい結果を得てください。
“眼瞼下垂手術体験記_③(先生を選ぶ)”へのコメント
コメントをどうぞ
経過が良くて何よりです。すばらしい先生ですね。でも 少しお疲れ気味の写真なので早めに休んでください。
日を追う毎に目がパッチリ…ですね。凄くお若くなられた感じがします。