昔の記憶
娘のあいさつに学ぶ
平成24年1月30日、朝日新聞朝刊、
ひとときへの投稿です。
娘のあいさつに学ぶ
まだ赤ちやんっぽさの残るぷくぷくした手を合わせ「いただきます」「ごちそうさま」と丁寧にあいさつする2歳半の娘。彼女がこの言葉を覚えたときは、料理を作った自分へのご褒美のようでうれしかった。
私への言葉だとずっと思っていた。でもある日、これまで食事の最初と最後だけあいさつをしていた娘が、一口食べるたびに「ブロッコリー、いただきます」「おさかな、いただきます」と言い、一品目を食べ終わるたびに「ブロッコリー、ごちそうさまでした!」「おさかな、ごちそうさまでした!」「ごはん、ごちそうさまでした!」と手を合わせて言ったのだ。
その姿を見た私は、はっとした。「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつは、料理を作った人だけに向けられるものではない。毎月、お米や野菜を送ってくれる実家の両親や、食材として口に運ばれるまでにかかわったすべての人、さらに食材そのものへの感謝を表すものなのだ。
そして、昨年の震災と原発事故直後にしみじみ感じた、毎日家族で食卓を囲めるありがたさも思い出した。感謝のあいさつを覚えた娘に敦えられた、ある日の食事だった。
(神奈川県座間市_安藤由美_主婦_30歳)
(以上、朝日新聞より引用)
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この投稿を読んで…
とてもあたたかい気持ちになりました。
私の家にも…
子どもが小さな時がありました。
私は時間がなくて…
あまり子どもと遊んでやれませんでした。
夕食もいっしょでない時が多かった気がします。
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子どもが…
私の両親や…
家内の両親と食事をした時に…
みんなでたべたらおいしいね
…と言ったのは、
今でもよく覚えています。
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釧路労災病院に勤めていた時には、
おとうさん
はやくかえってきて
あそんでね
…もよく言っていました。
でも…
忙しい病院で、
早く帰れるかなぁ~?
…と思っている時に限って救急車が来ました。
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今朝のTVで、
日本は超高齢化社会になり、
子どもの数はますます減ると報道していました。
若い人が幸せに結婚できて…
女性が安心して子どもを産んで…
安心して子育てができる社会にすることが、
今の日本に一番必要だと思います。
子は宝です