医学講座

衆院選自公過半数割れ_自民激震

 今日は2024年10月28日(月)です。
 札幌は雨です。
 昨日の第50回衆議院議員選挙で自民党が惨敗しました。
 週刊文春の広告にあった自民197議席より悪く、
 191議席でした。
 結果は真摯に受け止めて、
 これからの政権運営を考えていただきたいです。
 政治家は選挙で落選すると大変です。
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 今日の北海道新聞朝刊です。
 衆院選自公過半数割れ 自民激震、裏金の代償 不信増幅し世論読めず 首相の求心力失墜
 自民党が増幅させた政治不信により、衆院選で自民、公明両党が15年ぶりに過半数割れに追い込まれ、2012年の第2次安倍政権発足以降続いた「1強多弱」構造が終焉(しゅうえん)を迎えた。自民は当初、首相交代の刷新感で選挙を乗り切り、派閥裏金事件の「みそぎ」を済ませる戦略だった。だが事件に関与し非公認となった候補の側にも2千万円を支給したことなどが批判され、厳しい審判を受けた。石破茂首相(自民総裁)ら党執行部の求心力は失墜し、責任論も浮上する事態となった。
 27日夜の自民党本部。候補者の氏名を張り出したボードの前に座る党幹部が会話を交わすことはほとんどなく、会場は終始重苦しい空気に包まれた。首相は当選が確定した候補の名前に赤いバラを付けても、顔をこわばらせたままだった。
 「大変厳しい国民の批判があるということは強く認識している」。開票を見守りながらテレビ出演した森山裕幹事長は沈痛な面持ちでこう吐露。小泉進次郎選対委員長は自身の進退について「いかなる結果であろうとも私が責任を取らなければならないというのは当然のことだ」と述べた。
 9月27日の総裁選で石破氏が勝利した直後は、衆院選で単独過半数は維持できるとの楽観論が党内に漂っていた。メインシナリオは、党トップを入れ替える「疑似政権交代」で国民の批判をかわすこと。解散前には一時、裏金事件に関わった議員らを原則公認する方針まで固まった。
 だが実際は、自民の対応は次々と裏目に出ていった。臨時国会をわずか9日間で閉会し衆院を早期解散するという戦略は、野党の体制が整う前に選挙を行うという内向きの理論を見透かされ、国民の強い批判を浴びた。
 「これは予想以上に厳しいな」。首相は周囲にそう漏らし、イメージ回復のため、裏金事件についてより厳しい姿勢をアピールする方針に転換。衆院を解散した9日、党は事件に関与した議員の一部、12人を公認しないと発表した。ただ大半は公認した上、非公認でも当選後に追加公認する可能性を首相が認めたことで、国民に共感は広がらなかった。
 さらに選挙戦終盤には、非公認候補側へも公認と同額の2千万円を活動費として支給していたことが発覚。裏金問題に対する甘い対応に批判が強まり、党内でも「開いた口がふさがらない」(古屋圭司元国家公安委員長)などと執行部への不満が噴出する事態となった。
 森山氏は28日未明、記者団に「補正予算、来年度予算編成に向けて微力を尽くしたい」と述べ続投に意欲を示したが、党内には「少なくとも森山氏は辞めなければならないだろう」(重鎮)との責任論も広がる。いつ「石破降ろし」に発展してもおかしくない状況だ。
 公明も石井啓一代表が落選するなど党勢を後退させた。西田実仁幹事長は「政治とカネを含め、与党に対して大変厳しい反応が如実に現れている」と述べ、自民の2千万円問題が「だめ押しになった」と指摘した。自公はこれまで衆院で全ての常任委員長ポストを独占し、全委員会の過半数を確保する絶対安定多数(261議席)を確保していたが、今後の国会対応は困難さが増す。
 「非常に厳しい。官邸は思考停止状態だ」。与党大敗の衝撃を、官邸関係者はこう漏らした。発足わずか1カ月で、石破政権は先行きが見通せない状況に追い込まれた。(関口潤 、勝間田翔 、鈴木宇星)

(以上、北海道新聞より引用)

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 私の関心は、
 2024年12月2日の保険証廃止です。
 選挙で負けたから、
 ちょっとは考えてくれるかなぁ~です。
 反対しているお医者さんがたくさんいます
 無理に廃止しなくてもいいと思います。
 他にも物価高、円安など考えてほしいことがたくさんあります。
 それにしても文春の予測より悪いとは(私は)考えていませんでした。

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