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札幌駅バスターミナルは30年度開業

 今日は2025年1月7日(火)です。
 朝の気温が0℃で雪が少しとけていました。
 北海道新聞のトップ記事です。
 札幌駅バスターミナルは30年度開業 市長方針 新幹線延伸遅れにかかわらず
 北海道新幹線の札幌延伸時期を巡り、国土交通省が2038年度の開業を軸に検討していることについて、札幌市の秋元克広市長は6日、JR札幌駅南口の再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)内のバスターミナルは新幹線の延伸時期にかかわらず、現行の計画通りに30年度の開業を目指す考えを明らかにした。
 同日の年頭記者会見で明らかにした。同省が新幹線の延伸時期について38年度を軸に検討していることが昨年12月末に明らかになって以来、秋元市長がバスターミナルの開業時期に言及するのは初めて。
 秋元市長は会見で、再開発ビルの建設に伴い、商業施設「エスタ」(北5西2)に併設されていた旧バスターミナルが閉鎖されて以降、駅周辺の屋外にバス停が分散して設置され、利便性が低下していると指摘。「延伸時期にかかわらず、ターミナル開業を目指していく」と述べた。
 延伸時期の遅れについては「新幹線延伸と再開発事業は必ずしもリンクするものではない。(再開発ビルの)建設が遅れれば遅れるほど経済効果が遅れてしまう」と強調。一方で「延伸が遅れると、札幌のみならず沿線自治体の開発や人の流れに大きな影響がある」として、国交省や建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に対し、工程短縮策の検討などを求める考えを示した。
 新幹線の延伸時期を巡っては、同機構が昨年5月、トンネル工事の難航などを理由に30年度末は困難と表明。昨年12月末には、延伸時期について、国交省が38年度を軸に調整していることが明らかになった。
 再開発ビルは、市やJR北海道などでつくる再開発組合が整備する。当初計画では地上43階、地下4階、高さ約245メートルで、延べ床面積は約38万6700平方メートル。西1、西2街区の低層階に店舗やバスターミナルが入るほか、西1街区の中高層階にホテルやオフィスが入居する予定だ。だが、資材高騰などで建設費が1千億円以上増えて3千億円台半ばになる見通しとなり、規模縮小など計画の見直しを進めている。
仮設バス停分散 不満の市民に配慮
 <解説>北海道新幹線の札幌延伸時期を巡り、国土交通省が2038年度の開業を軸に検討していることについて、札幌市の秋元克広市長がJR札幌駅南口の再開発ビル内のバスターミナルを予定通り、30年度に開業させる考えを示したのは、駅周辺に分散するバス停に不満を募らせる市民に配慮したためだ。
 旧バスターミナルを含む商業施設「エスタ」は23年8月に閉館。バス乗り場は同9月以降、駅周辺の屋外の仮設バス停に分散した。行き先やバス会社別に計約20カ所に分かれ、市民や観光客から「場所が分からない」「冬は寒い」などの不満が噴出した。
 昨年12月の定例市議会でも、与党会派からバスターミナルの早期開業を求める声が上がった。ある会派幹部は「仮設バス停が中心部の渋滞を招いているとの指摘もある。市長はこれ以上の開業延期はあり得ないと判断したのだろう」とみる。
 一方、新幹線札幌延伸の開業遅れによる再開発ビルへの影響については、市内部に楽観論が広がる。再開発ビルは経営難のJR北海道にとっては生命線で、市幹部は「早期に開業しないとJRが大変だ。心配しなくていい」と話す。
 JR北海道は昨年2月、資材高騰などの影響で28年度の完成予定を最長2年延期する方針を表明しており、事業が順風満帆に進んでいるとは言えない。道都の玄関口の再開発は道内経済の発展に深く関わるだけに、市は再開発組合の一員としてより主体的に関与する姿勢が求められる。(野口洸)


(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 バスターミナルだけでも早く開業してほしいと思っていました。
 冬は特に大変です。
 今のバス停は近くにトイレもないです。
 吹雪の日にバス停で待つのはつらいです。
 バス乗り場もバラバラです。
 2038年の新幹線開通まで待てません。
 西2丁目の旧エスタのところにバスターミナルができるようです。
 札幌駅からも近くて便利です。

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