医学講座
除雪減り業者困った_赤字懸念「体制存続危うい」
今日は2025年1月24日(金)です。
今年はほんとうに雪が少ないです。
私としてはありがたいことです。
除雪業者さんが困っています。
北海道新聞の記事です。
札幌、今冬の降雪少なく…除排雪業者は赤字懸念「体制の存続危うい」
札幌市内で降雪量が少ない状態が続いている影響で、市から除排雪を請け負う業者は赤字を懸念している。除排雪費は出動実績に応じて支払われる仕組みだが、今冬は出動回数が少なく、待機補償を受けても人件費などを賄いきれないとみるためだ。業者は「このまま少雪が続けば利益が出ず、除排雪体制の存続が危うい」と空模様に気をもんでいる。
市は除排雪を市内23カ所の除雪センターに委託している。各除雪センターは建設業者など数社で構成し、市内全体で約200社が従事。札幌管区気象台によると、今シーズンの中央区の累積降雪量は23日時点で151センチと、平年よりも90センチ少ない。
業者への支払額はシーズン前に、過去10年の出動実績を平均して算出。その後、計画よりも出動回数が上回れば増額、下回れば減額する仕組みだ。少雪で回数が少なかった場合、作業の出来高に加えて、計画に満たなかった分を待機補償として出動時の約8割の金額を支払う。
ただ除雪センターは、大雪や従事者の病欠に対応できるよう、平年並みの降雪量に必要な作業体制よりも多くの人員や重機をそろえている。そのため、今シーズンのような少雪で約8割分の待機補償を受けても赤字を見込む。
ある除雪センターでは例年、1月の新雪での出動は10回ほどだが、今月は23日時点で2回だけ。「待機補償をもらえるのはありがたいが、従業員に8割ちょっとの給料しか払わないというのはできない。でも天気ばかりは仕方ない」と頭を悩ませる。
例年と比べ3割ほどしか出動していないという別の除雪センターは「利益が出ないと老朽化が進む重機の更新もできず、今後の除排雪体制に影響が出る恐れがある」と不安を口にする。
待機補償を巡っては2019年度の少雪で、業界団体や市議会から要望が相次ぎ、市は補償率を約6割から約8割に引き上げた経緯がある。市雪対策室は「待機補償は出動していない分、重機の燃料を消費しないという考えから約8割に設定している。業者の事情も分かるが、これ以上の引き上げは財源的に難しい」とする。(宮崎将吾)
(以上、北海道新聞より引用)
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先日の道新に除雪に使う除雪グレーダーが古くなっているという記事が出ていました。
古いものは力が弱く故障しやすいそうです。
39年前のグレーダーを使っている業者さんがあるそうです。
重機はとても高価です。
価格も上がっています。
2014年度は3千万円ほどだったのが、
2024年度は約5千万円と1.5倍以上だそうです。
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その上に小雪で札幌市からのお金が入らないと、
ますます新車を買えなくなります。
雪は降る時にはドカっときます。
ドカ雪が来ても大丈夫なように、
札幌市で除雪業者さんが困らないようにしてほしいです。
大雪になって交通がマヒすると困ります。
必要なところにはお金をかけていただきたいです。
私はまたドカ雪が来るような気がしています。