医学講座
大寒の暖気 道民困惑
今日は2025年1月21日(火)です。
昨日は大寒でした。
一年で一番寒い時期なのに暖かでした。
札幌の最高気温は5.4℃でした。
凍結路面がとけてすべりました。
私も昨日の朝2回転倒しそうになりました。
交通事故も多発したようです。
今日も暖かく最高気温が2℃です。
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2025年1月21日、北海道新聞の記事です。
大寒の暖気 道民困惑
北海道内、3月から4月並みの暖かさ 「大寒」の20日 つるつる路面で事故多発、屋外リンク閉鎖も
一年で最も寒いとされる二十四節気の「大寒」の20日、北海道内は上空に暖気が入り込み、各地で春先の暖かさとなった。季節外れの陽気で路面状況が悪化し、高速道路や踏切などで交通事故が多発。屋外スケート場の閉鎖などレジャー面でも影響が出た。平年を上回る暖気は今後2週間続く見通しで、2月に開幕を控えるさっぽろ雪まつりの関係者も天候の先行きに気をもんでいる。
20日正午ごろ、札幌市北区の青果店前。歩道の雪解け水をスコップですくい、排水溝に流していた店員の竹原美智代さん(73)は「こんなに暖かい1月は初めて。除雪が大変なのでこの状態が続けばいいが」と話した。
3月中旬並みの最高気温5.4度を記録した札幌市内は雪解けが一気に進み、あちこちに水たまりができた。中央区の大通公園では、ソフトクリームを食べながら歩く観光客もおり、三重県から来た無職石田一雄さん(75)は「ダウンジャケットがいらないくらい暖かい」と驚いた。
札幌管区気象台によると、20日の最高気温は釧路市阿寒町中徹別で9度、渡島管内松前町で8.6度、帯広市で7.9度を記録するなど、各地で3月上旬から4月中旬並みの暖かさになった。道内174観測地点のうち中徹別など11地点で1月として観測史上最高気温を記録した。
例年に比べてシベリア高気圧とアリューシャン低気圧の勢力が弱く、冬型の気圧配置になりにくい中、北海道付近を気圧の谷が通過した影響で、南から暖気が入り込んだという。
気温の上昇に伴い、つるつる路面による事故が多発した。栗山署によると、空知管内長沼町で20日午前、スリップが原因とみられる車同士の追突事故や車が路外に逸脱する事故が10件ほど起きた。このうち人身事故は3件で、負傷者はいずれも軽傷だった。同署は「車間距離を長めに取り、減速運転を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
札幌市消防局によると、20日午後4時までに、札幌市内で37人が転倒して救急搬送されたという。
道内で3番目に高い8.4度まで気温が上昇した根室管内別海町は、町営の屋外スケートリンクが20日午後から臨時休業に追い込まれた。運営団体の担当者は「リンク内は氷が解けてザクザクの状態。中から水が湧くような場所もある」と困惑した。21日以降も休業が続く可能性がある。
札幌市中央区のさっぽろばんけいスキー場は少雪と暖気のため、一部コースで地面が露出し、滑走を制限した。人工降雪機を稼働させており、担当者は「外国人観光客を中心に来場者は増えているのに、雪が少なく心苦しい。何とか良いコンディションで滑ってもらえるよう全力を尽くしたい」と話した。
同区の大通公園は2月4~11日に開かれるさっぽろ雪まつりの雪像作りの真っ最中。大雪像を作るための雪の搬入作業はほぼ終わったが、気温上昇に伴い作業の手順変更を余儀なくされた。
5丁目会場では大雪像に化粧雪を張り付けるなど細かい作業を後回しにし、雪像全体の荒削りを優先した。製作隊長の鎌田修一さん(57)は「雪像作りは1、2度までが適温。この暖かさでは化粧雪が解けてしまう」と語った。
気象台によると、道内は2月上旬まで平年を上回る気温で推移し、日中に雪解けが進む可能性がある。屋根からの落雪や雪崩、気温が下がった後の路面状況の変化に注意を呼び掛けている。(田中うた乃 、山本忠彦 、今関茉莉)
(以上、北海道新聞より引用)
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1月20日に3月から4月並みの暖かさはあまり記憶にないです。
2024年2月13日には札幌2月なのに10.1℃だったようです。
すっかり忘れていました。
さっぽろ雪まつりの雪像作りに支障が出ているようです。
私としては暖かいのがありがたいですが、
転倒事故やスリップ事故多発は困ります。
今年はどんなお天気になるのかなぁ~?です。
さくらんぼさんの果樹園が豊作になることを祈っています。