医学講座
形成外科の進歩②【薄毛治療】
30年の間に形成外科は進歩しました。
昨日は胃潰瘍の薬について書きました。
形成外科が関係する薬で、
私が一番進歩したと思うのは、
毛生え薬です。
昔から…
毛生え薬を発明したら、
ノーベル賞と言われていました。
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一般の方に関係があり、
多くの人が悩んでいるのが薄毛です。
男性だけではなく、
女性でも、
たくさんの人が薄毛に悩んでいます。
薄毛治療の指針という院長日記を、
2010年4月14日に書いています。
日本皮膚科学会が提唱した指針です。
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プロペシアという商品名で、
フィナステリドという成分のお薬があります。
その他に、
ミノキシジルという成分のお薬があります。
プロペシアは内服薬。
ミノキシジルは外用薬です。
海外ではミノキシジルの内服もあります。
■ ■
プロペシアは男性用の薬で、
閉経後の女性が内服しても、
効果がなかったと、
プロペシアと女性薄毛という、
2010年4月12日の院長日記で紹介しました。
今年の日本形成外科学会では、
効果が認められた女性もいると聞きました。
女性の薄毛治療は、
これからもっと進歩しそうです。
■ ■
形成外科の技術で進歩した、
薄毛治療は、
何と言っても自毛植毛です。
高度な専門的な技術です。
素晴らしい結果が出ています。
美容外科のお医者さんが、
自毛植毛を受けています。
30年前には、
考えられなかった効果です。
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私がおすすめするのは、
何度もご紹介している、
横浜の今川賢一郎先生です。
美容外科医、
御用達の植毛医が、
ヨコビクリニックです。
私が知っているだけで、
何人もの偉い先生が手術を受けています。
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残念なことですが、
薄毛治療では、
おすすめできないところもたくさんあります。
TVで有名な女性が宣伝しているところは、
お金ばかりかかって、
とても推奨できません。
正しい知識を得て、
ふさふさになっていただきたいです。
“形成外科の進歩②【薄毛治療】”へのコメント
コメントをどうぞ
男性だけでなく女性も抜け毛が気になるなど悩まれる方も多いのではないでしょうか。女性に重点を置いたお薬(副作用が殆どない)が出来るといいですね。
薄毛治療も進歩したのですね。私の従兄弟に一人だけ 父方の祖父に似て20代からはげ始め今ではつるつるになった方がいますがやはり老けてみえます。私は母に似て 毛が硬く太く、真っ黒で縮れていて、 いっぱいあるのが悩みでしたが、50を過ぎると抜け毛に悩んでいましたが、ホルモン療法を受けてから 改善しました。 悩んでいらっしゃる方はよい先生を見つけて植毛することですなんですね。