医学講座
第8回瘢痕・ケロイド治療研究会
平成25年8月31日(土)、
第8回瘢痕・ケロイド治療研究会が開催されました。
会場は、
北大植物園近くの、
かでる2・7でした。
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瘢痕・ケロイド治療研究会は、
日本医大形成外科の百束比古(ひゃくそくひこ)教授が代表です。
HPから引用したお言葉です。
2006年に発足させていただきました、この瘢痕・ケロイド治療研究会では、瘢痕の保存的・外科的治療、またケロイドや肥厚性瘢痕の保存的・外科的治療、また瘢痕に関する基礎的研究の成果を幅広く扱っています。
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ケロイドは原因不明の疾患です。
耳のピアス孔にできることもあります。
難治性です。
手術だけでは…
残念なことですが治せません。
下手に手術をすると悪化することもあります。
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美容外科で傷が目立つ場合に…
体質的にケロイドになりやすいこともあります。
形成外科で治療することが多いですが…
ケロイドのスペシャリストはなかなか見つけられません。
スペシャリストが治療しても…
再発することがあるのがケロイドです。
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私ははじめてこの瘢痕・ケロイド治療研究会に参加しました。
札幌で開催されたからです。
一日診療を休んで参加した意義がありました。
ケロイドのスペシャリストを見つけました。
ケロイドに悩む患者さんに紹介したいです。
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第3回日本創傷外科学会②でご紹介した先生です。
私よりずっとお若いですが、
信頼できる先生です。
首都圏でケロイド治療は、
文京区千駄木の日本医科大学付属病院形成外科です。
小川令准教授をおすすめします。
小川先生が書かれたケロイド治療のHPがあります。
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北海道でケロイド治療でしたら、
北大形成外科の林利彦先生です。
林先生のご発表も素晴らしかったです。
迫力がありました。
北大形成外科の同門として…
とても嬉しく思いました。
優しい患者さん想いの先生です。
ケロイドは難しい疾患ですが…
必ず快くなる日が来ると思います。
諦めずに治療を続けてください。
北大形成外科HPより引用
“第8回瘢痕・ケロイド治療研究会”へのコメント
コメントをどうぞ
お忙しい中の研究会お疲れ様でした。 ケロイドで悩んでいる方々には有り難いですね。他の先生なら他の先生の紹介なんてしませんもんね。患者思いの本間先生だからですね。
皮膚科にもケロイドの患者さんが通院しています。ステロイドの軟膏を塗布したり、ドレニゾンテープを貼ったりの治療をしています。
ケロイドで悩んでいる患者さんには、北大形成外科の林利彦先生を御紹介すれば良いですね。
叔母が火傷で腕がケロイドでしたが80近い今はもう目立ちません。
でも若いころはきっと気にしてたようです。
私は皮膚が弱く、ショルダーバックを下げていると、そこがまだらな内出血になります。
強い皮膚が欲しいです。