医学講座
第91回北日本形成外科学会北海道地方会
今日は北海道大学医学部学友会舘フラテホールで、
第91回北日本形成外科学会北海道地方会が開催されました。
昔は日本形成外科学会の
地方会とか
北海道地方会とか呼ばれていた会です。
2014年から名前が変わりました。
通算91回にもなります。
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今日は12:30~17:00までありました。
内容が充実した会でした。
厳しい質問もありました。
その中で、
札幌医大形成外科の四ッ柳高敏教授が、
すばらしい発表と褒められた発表がありました。
私もすばらしいと思いました。
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13.広背筋皮弁採取部に生じたChronic Expading Hematomaの1例
手稲渓仁会病院 形成外科
○三浦隆洋、大澤昌之
北海道大学 形成外科
木村竹男
症例は79歳、男性。 63歳時にバイク事故で左鎖骨を骨折し、他医整形外科で左広背筋皮弁移行術を施行された。当科初診の5ケ月前に筋皮弁採取部位に一致して皮下腫瘤を自覚した。疼痛などの自覚症を伴わないため様子を見ていたところ徐々に増大して、手拳大の皮膚の膨隆を認めるようになったため当科を受診した。なお、75歳時に当院心臓血管外科で増幅弁・三尖弁形成術を施行されており、以後抗凝固薬を内服している。MRI検査、部分生検の結果、Chronic Expanding Hematoma(CHE)と診断して外科的治療を施行した。術後18ケ月の時点では再発を認めていない。CEHは画像検査では軟部悪性腫傷との鑑別が問題となる事が多く、また症例数が少ないため外科的治療法も確立されているとは言い難い。当科での治療経験について若干の文献的考察を加え報告する。
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三浦隆洋先生は、
わかりやすい学会発表
2014年7月14日の院長日記で、
私が取り上げた先生です。
学生時代からMacの使い方が上手だったそうです。
医師4年目になり、
一段と発表が上手になり、
内容も充実していました。
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Chronic Expading Hematoma CHEは、
私も診たことがありません。
うちの親父も抗凝固薬を内服しています。
高齢者が増えると、
このような病気も増える可能性があります。
MRIを撮っても、
軟部悪性腫瘍との鑑別が難しいそうです。
こんな病気があると知っていると誤診しなくても済みます。
わかりやすい発表をしてくれた三浦隆洋先生に感謝しています。
またいい発表をしてください。
“第91回北日本形成外科学会北海道地方会”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様です。お父様が飲まれていらっしゃるのは血液さらさらですか?私もパイアスピリン、母も父もワーファリンを飲んでいます。 形成外科ではないのですが、私の脊髄腫瘍も手術してみたいとわからないと言われ私は良性でしたが、悪性だった同じ市内の男性は足を切断までして亡くなったそうです。
どんなにおいそがしくても勉強をされている先生に頭が下がります。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。うちの親父が飲んでいるのがワーファリンで納豆が食べられない薬です。今日の79歳の患者さんも心臓弁の手術を受けていらしてワーファリンとバイアスピリンを内服していらっしゃいました。
お疲れ様です。
話題が違うかもしれませんが
又ケアマネさんから電話があり
父の足が腫れ上がり
右のふくらはぎ35センチ
左のふくらはぎ31センチ
テーピングしたら楽なんじゃない?との事。
整形外科に連れて行き
レントゲンでわからずMRIを撮って頂きましたが
肉離れみたいなもので、悪いものではありませんと診断されました。
その翌日、足の甲も内出血の色になりました。
壊死したら大変だと私が一番信じてる
整形外科の院長先生に診て頂きました。
エコーで見たらふくらはぎも内出血してるそうで
注射器で吸い取ろうとしてくれましたが
父が痛がる割に、とろとろの血液で
吸い取れないとのことでやめました。
湿布とテーピングで徐々に治していくことになりました。
父親を昨日は三件の病院に連れて行き
1日が終わりました。
腰は圧迫骨折してるし
足はこんな状態で可哀想です。
今、湿布とテーピングしてあげたら、
ベッドに入っていきました。
原因はワーファリンを服用してるのが
効きすぎて
内出血を起こしてるのではないかとの事で
内科の主治医に連絡してくれることになりました。
助かります。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。大変でしたね。お父様の腫れの原因がわかってよかったですね。血液さらさらの薬は調節が難しいようで、うちの親父も循環器内科の先生に調節していただきました。薬剤師だったためか?ご飯は食べなくても不思議と薬だけはちゃんと飲みました。お大事になさってください。