医学講座
第64回日本形成外科学会(東京)③
まん延防止等重点措置が出ましたが、
第64回日本形成外科学会は無事に終了しました。
今年の学会は朝戸裕貴会長のご意向だと思いますが、
形成外科の保険診療で、
丁寧に手術をなさる先生の発表が多かったと感じました。
形成外科が大好きな私にはとても有意義な学会でした。
■ ■
特に印象に残ったのは、
さくらんぼさんが気にしていらした、
東京慈恵会医科大学形成外科学講座宮脇剛司教授の、
鼻中隔外鼻形成術についてでした。
美容目的の手術ではなく、
外傷や生まれつきの異常で、
曲がったり、
鼻の通りが悪い患者さんを、
丁寧に治す手術です。
■ ■
他院で鼻中隔の手術を受けたのに、
不満足な結果で、
鼻中隔に穴があいてしまった患者さんもいました。
とてもきれいに治っていました。
鼻を高くするのが目的の手術ではありませんが、
美しい仕上がりになっていました。
私はこれが形成外科の手術だと思います。
■ ■
宮脇教授のすごいところは、
耳鼻科の先生と一緒に手術をなさっているところです。
鼻の通りを診るのは、
やはり耳鼻科が上手です。
アレルギーなどの病気を治すのは、
耳鼻科が上手です。
鼻が曲がって困っている人とか、
鼻の通りが悪くて困っている人には、
東京慈恵会医科大学形成外科の宮脇剛司先生をおすすめします。
“第64回日本形成外科学会(東京)③”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様でした。
丁寧に手術をなさる先生の
発表が多かったのですね。
それは本間先生が
日頃から実戦されてることですね。
このところ、鼻の通りが悪いです。
春になるとやはりより一層悪い気がします。
頭痛の原因は後鼻漏かもと、
本間先生が3年前位に
書いて下さった事を思い出してました。
いい耳鼻科にかかりたいです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。まじめな形成外科の先生が多い充実した学会でした。私は保険診療でも丁寧に手術をしていい結果を出すのが形成外科医の役割だと思っています。発表してくださった先生とお話しもできたので東京まで行ってよかったです。学会会場以外はどこにも行かずに帰ってきました。
息子ですが30歳前に鼻中隔湾曲の手術受けたのですが症状の改善はなく寝ていても鼻が喉に落ちてきて鼻が曲がるし、かと言って鼻の穴に涙腺近くまで30本のこよりを入れる手術はもうしたくないそうです。お疲れ様でした。明日の便でお帰りでしょうか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。せっかく手術を受けられたのに残念な結果で申し訳ございません。耳鼻科で手術を受けても不満足な結果になる患者さんがいらっしゃるようです。今日、札幌に帰ってきました。札幌は寒いです。
学会お疲れ様でした。耳鼻科、形成外科で協力して出来るのって凄いですね、宮脇先生は素晴らしい方なのだと思います。
次世代の医師の技術の向上の為に、世代、科の垣根を越えて伝承って大学病院、総合病院だから出来ると思うんです。そこから試行錯誤して、新しい考え方や新たな術式が生まれたり。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。大学病院や総合病院で耳鼻科と協力して手術をするのは、簡単なようで難しいことも多いです。東京慈恵会医科大学形成外科は素晴らしいです。
鼻がいつも詰まっている
という知人がいます。副鼻腔炎による
鼻茸と言っていました。
形成外科と耳鼻科の先生が協力
なさって手術をすることが
あるのですね。安心感も
倍以上になると思いました。
学会が滞りなく終了して良かった
ですね。ご移動お疲れさまでした。
ゆっくりおやすみになられますように。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。副鼻腔炎による鼻茸でしたら耳鼻科で手術を受けるのがいいと思います。耳鼻科と形成外科のコラボでいいのは、よく通って形のいい鼻をつくる手術です。鼻の形をつくるのは形成外科が得意です。