医学講座
皮膚科と形成外科
今日は2022年8月2日(火)です。
札幌は蒸し暑いです。
今日の予想最高気温は26℃です。
さくらんぼさんの、
山形の予想最高気温は36℃です。
熱中症に気をつけてください。
エアコンがない果樹園は大変です。
■ ■
昨日の院長日記、
日本医師会新会長_松本吉郎先生
松本吉郎先生のクリニックは、
松本皮膚科形成外科医院です。
松本先生は、
日本皮膚科学会専門医
日本形成外科学会専門医
日本医師会認定産業医
日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医
皮膚科と形成外科、両方の専門医をお持ちです。
■ ■
すばらしい先生です。
私が知っている先生の中にも、
皮膚科と形成外科、
両方の専門医をお持ちの先生がいます。
私が市立札幌病院皮膚科に勤務していた時に、
皮膚科主任医長の嶋崎匡しまざきただし先生から、
皮膚科専門医を取るようにすすめられたことがありました。
■ ■
今になって思うと、
嶋崎先生はほんとうにいい先生で、
私のことを思って助言してくださいました。
嶋崎先生には多大なご迷惑をおかけしました。
今になって申し訳ないことをしましたと、
心から反省をしています。
私は皮膚科専門医を取得しませんでした。
■ ■
それは、
皮膚科と形成外科は別々の科で、
両方を同時に極めるのは難しいと思ったからです。
今でも皮膚病の患者さんは、
信頼できる皮膚科専門医にご紹介しています。
離島のような医療機関が限られた場所は別として、
都会の診療所でしたら、
やはり形成外科専門のクリニックで手術を受けるのがいいと、
私は考えています。
“皮膚科と形成外科”へのコメント
コメントをどうぞ
さくらんぼさん、
熱中症に気をつけて
頑張って欲しい下さい。
出来物が出来た時
形成外科で取ってもらいました。
あとも残らずとても綺麗に治りました。
形成外科って素晴らしい技術がありますね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。皮膚科と形成外科はまったく別の科です。両方の専門医を取得なさった先生は2倍勉強されました。形成外科と美容外科も別の科ですが、まだ外科という分野で共通するところがあります。皮膚腫瘍の手術は形成外科が上手です。内科で診断して外科で手術をするような関係がいいと(私は)考えています。
太ももに保冷剤を置きながら
仕事をしてきました。
36℃の果樹園でのお仕事、お身体に
大変な負担がかかると思います。
お気をつけて作業なさってください。
2つの専門医を取得する。
1つの専門医を極める。
さまざまなお考えがありますね。
本間先生は形成外科のプロなので
たくさんの患者さんに信頼されて
いると思いました。
今までたくさんの病院にお世話に
なってきましたが、最初に診ていただい
たお医者さまが担当の先生になります。
病気をした時は、
すばらしい先生と出会いたいと思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。病気になった時にどの先生に診ていただくか?で運命が決まると言っても過言ではありません。皮膚科医は診断学、形成外科医はメスを持つ手術と別れるのがいいと(私は)考えています。1989年4月に市立札幌病院に赴任した時には(自分は)皮膚科医ではないと意地になっていました。35歳の若き日々でした。
すみません、毎日朝が早く日中は額に汗止めバンドをして仕事をしてます。暑すぎてぶどうに甘みが乗らず困ってます。
形成外科は眼科や皮膚科、歯科口腔外科などと重なる部分が多岐に渡り、奥の深い科だと思いました。形成外科外科医はあらゆる科のことを知り尽くしていなければならない科だと思います。得意不得意は別として。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんは形成外科のことをよくご存知です。形成外科は再建外科と言って、耳鼻科や歯科口腔外科で癌を切除した後に組織を再建する手術もしています。眼科と重なる部分は眼瞼下垂症手術や眼窩底骨折の手術もします。整形外科と重度の軟部組織損傷の再建もします。もちろん皮膚腫瘍の手術もします。私は皮膚科は皮膚科医が診断と治療をして、形成外科は手術に専念する方を選びました。