医学講座
宮澤先生の日焼け対策講座
今日は2021年8月5日(木)です。
札幌でTOKYO2020競歩男子20キロが午後4時半から行われます。
札幌市内中心部は交通規制となります。
私は休診日なので、
家でTVを見ます。
暑いので選手の体調が心配です。
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昨日の北海道新聞朝刊に、
私の同級生、宮澤仁先生が出ていました。
信頼できる皮膚科医です。
西さっぽろ皮フ科・アレルギー科の院長先生です。
とてもおだやかで優しい先生です。
とても混んでいますが行く価値があります。
受付時間が変更になったようです。
午後診療分受付14:00~17:00
土曜診療分受付8:30~11:00
水曜日:休診
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2021年8月4日(水)北海道新聞朝刊の記事です。
日焼け対策しっかり 帽子や日傘で遮光、日焼け止めは二度塗りを 痛み続くなら受診
盛夏に屋外でレジャーやスポーツを楽しむと、日焼け(やけど)など肌のトラブルが起きやすい。西さっぽろ皮フ科・アレルギー科(札幌市西区)院長の宮沢仁さん(68)に、どのようなトラブルがあるのか、予防法、トラブルが起きた時の対応方法を聞いた。(聞き手・編集委員 弓場敬夫)
昨夏は新型コロナウイルス感染拡大で外出が減り、通院患者も少なかったのですが今年は増えています。
日光を短期間に集中して浴びると、皮膚が真っ赤になったり水ぶくれができたりします。紫外線(UV)によるやけどであり、これが急性のトラブルです。早い人で20分ぐらい、多くは1時間ほど日光にさらされると起こりえます。
急性のトラブルを防ぐためには、ひさしが大きな帽子と長袖、長ズボンで直射日光を避けること。日傘を使うと赤外線、つまり熱も遮ることができます。
スポーツなどで、やむをえない場合は、日焼け止めを塗ってください。UVカットのレベルは「PA」「SPF」の2指標があり、PAは「++」または「+++」、SPFは「20」~「30」で十分です。
最初に塗るときは二度塗りをして、塗りむらを防いでください。水や汗で落ちやすいタイプであれば、塗り直しが必要です。
日焼け止めは、原料にUV散乱剤とUV吸収剤を使ったものがあります。特に子どもに使う場合、散乱剤を使っていて、かつ、「ナノ粒子」などと呼ばれる微粒子以外のタイプの方が皮膚に浸透せず安全性が高いと考えられています。
やけどになった場合は、布で包んだ保冷剤や冷たいタオル、流水で数十分間、冷やしてください。皮がはがれそうになってもむかないこと。痛みが続くなら受診し、炎症を抑える薬などでの治療になります。
このほか、紫外線による肌トラブルは、数年から数十年間にわたって浴び続けることによってできるシミやシワなどの「光老化」があります。まれに、日光角化症という前がん状態が生じ、扁平上皮がんになることがあります。
原因不明の多型日光疹、日光じんましんなどが起こる人もいます。一部の高血圧や糖尿病治療薬、抗生物質の投薬を受けた人に起きる薬剤性日光皮膚炎もあります。
<ことば>紫外線(UV)の波長と日焼け止めの指標 紫外線(UV)は波長が長いUVAと短いUVBに分けられている。UVAは皮膚の深い部分「真皮」にまで達するが、UVBはUVAほど深くまで届かない。日本皮膚科学会のウェブサイトによると、海水浴により真っ赤に日焼けした場合、その原因の割合はUVBが7~8割、UVAが2~3割と見積もられている。日焼け止めの効果の指標にはUVAに対応する「PA」、UVBには「SPF」があり、パッケージなどに表示されている。
(以上、北海道新聞より引用)
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宮澤先生の日焼け講座は役立ちます。
日焼け止めは二度塗り
塗り直しが必要
私は汗をかいた時などは、
汗をぬぐう時に日焼け止めもとれてしまうので、
2~3時間毎に塗ることをすすめています。
汗でお化粧がくずれてしまったら、
日焼け止めも塗り直しです。
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皮がはがれそうになっても
むかないことです。
真っ赤に腫れて水疱ができても、
水がたまったところはそのままです。
薄い皮膚をつけたままのほうが、
やけどはきれいに治ります。
まだ暑い日が続きます。
日焼けはお肌によくありません。
シミやシワなどの「光老化」の原因です。
気をつけてください。
ためになる記事を書いてくださった、
北海道新聞社編集委員の弓場敬夫さんありがとうございました。
“宮澤先生の日焼け対策講座”へのコメント
コメントをどうぞ
遠いですが困った時には
宮沢仁先生に助けて頂きます。
外出の際は
アイメイクのみし
後は日焼け止めクリームを塗るだけです。
マスクでファンデが崩れるので
やめました。
2度塗りは知りませんでした。
参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。学生時代から温厚な先生でした。勉強熱心な先生で珍しい疾患だと文献まで送ってくださったことがありました。他の皮膚科で治らなかった人も宮澤先生に治していただきました。北海道新聞社がいい先生を紹介してくださってうれしいです。
先生の同級生でいらして、
おだやかで優しいお医者様でしたら
待ち時間はしかたないですね。
自分は日焼け止めを塗るように
言われたこともなく外で遊んでいましたが、
今は子供用の日焼け止めが売っています。
朝塗ったらそれで終わりなので
塗り直しに気をつけたいと思いました。
今日も暑いですので選手の皆さん
とても心配です。
事故のないように頑張ってほしいと
思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私たちの世代は子供に日焼け止めはなかったと記憶しています。子供さんにも日焼け止めがいいと思います。お化粧直しをする時に日焼け止めも塗りなおしていただきたいです。
日焼け止めは365日SPF50+、、PA ++++を使っていますが上を向く仕事が多いので日焼けしてシミだらけです。最近目も日焼けする事がわかりサングラスをしていなかったので目が見えにくくなりました。日焼けは度が過ぎないと骨にはいいんですがね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんは屋外での仕事なのに日焼けは少ないと思います。航空機のパイロットがサングラスをするのは紫外線から目を守るためです。骨には適度の日光が必要ですね。