昔の記憶

一世紀の紙生産16日終幕へ 日本製紙釧路工場

 今日は2021年8月15日(日)です。
 札幌は肌寒いくらいのお盆です。
 札幌美容形成外科は明日から19日(木)までお休みです。
 毎年、ふつうの人のお盆休みが終わってから、
 札幌美容形成外科のお盆休みにしています。
 今年はコロナ禍のため、
 帰省する人も少ないようです。
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 2021年8月15日、北海道新聞朝刊の記事です。
 一世紀の紙生産、16日終幕へ 日本製紙釧路工場
 【釧路】日本製紙(東京)は16日、約100年にわたり釧路市の基幹産業の一翼を担ってきた釧路工場の紙生産を終える。紙の需要が低迷する中、収益を改善させるためだが、地域経済への影響が懸念される。
 同工場は同日午前10時までに新聞用紙や印刷用紙などを生産してきた2基の抄紙機を停機。残務処理を終え、9月末に製紙事業から完全撤退する。工場敷地の一角で行う火力発電事業は今後も継続する方針で、発電事業を手掛ける新会社を10月に設立する。
 同工場は1920年(大正9年)、前身の富士製紙時代に操業し、1922年(同11年)に洋紙生産を始めた。だが近年は、IT化の進展や新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要は低迷し、今後もその傾向は強まると判断し、製紙事業の撤退を決めた。
 関連会社を含めた工場従業員約500人のうち約90人は、新会社と日本製紙釧路事業所に移るが、残り400人以上は道内外の別の工場などに配置転換される。(中野訓)

8月16日で紙生産を終える日本製紙釧路工場(加藤哲朗撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 昨年11月に発表された記事です
 新聞や雑誌向けの紙の需要が落ち込み、
 回復は望めないと判断した

 …と書かれています。
 新聞社も大変な時代になっています。
 大赤字になった全国紙もあります。
 北海道新聞はがんばっていると思います。
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 私が釧路労災病院に勤務していた頃は、
 十條製紙じゅうじょうせいしでした。
 アイスホッケーのチームがあり、
 立派なスケートリンクもありました。
 時代の流れとはいえ、
 とても残念な気持ちです。
 従業員の方たちの新しい仕事が見つかることを願っています。

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