医学講座
市街地出没のクマ駆除強化
今日は2021年8月21日(土)です。
札幌は晴れのいいお天気です。
全国的に新型コロナの患者さんが増えていて、
いいお天気なのに心は晴れません。
妊婦さんが自宅で出産し赤ちゃんが亡くなるなんて、
とても悲しくて言葉もありません。
何か対策を講じていただきたいです。
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私の朝は、
玄関に新聞を取りに行って、
北海道新聞を読むことからはじまります。
新聞にはネットニュースにはない、
たくさんのことが書いてあります。
購読料はかかりますが、
もっと新聞を読んでいただきたいです。
北海道新聞は定期購読していると電子版は無料です。
他紙は1,000円程度かかります。
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2021年8月21日、北海道新聞朝刊の記事です。
市街地出没のクマ駆除強化 周知へ警報発令 道管理計画素案
道は20日、来年春に改定する道ヒグマ管理計画(2022~26年度)の素案をまとめた。札幌市東区の住宅街で今年6月、ヒグマが出没して男女4人が重軽傷を負ったことなどを踏まえ、市街地対策を強化。出没時には人身被害が発生していなくても、一定の条件で駆除できる新たな基準を設ける。被害を防ぐため、出没情報などを周知する注意報や警報を発令する方針も初めて明記した。いずれも来春からの運用を目指す。
素案は、道内外の専門家で構成する「道ヒグマ保護管理検討会」で示された。道内の2020年度のヒグマの推定生息数は1万1700頭で、春グマ駆除を廃止した1990年度の5200頭からは、ほぼ倍増したと指摘。保護に重点を置いた施策を続けてきた結果、個体数が増加し、「人の生活域」への出没や人身事故が増えていると結論付けた。
こうした状況を踏まえ、素案では人が襲われたり、家畜や農作物に被害が生じたりした場合に行ってきた駆除の基準を見直し、市街地にクマが侵入した場合は被害が起きる前でも銃やわなで駆除ができるようにする。出没に備え、道が広域的な地域連携の強化を主導することも盛り込んだ。
人身事故を未然に防ぐため、クマの出没や人身被害の発生情報を道民や観光客に伝える注意報・警報を発令する方針も明記。道はホームページや会員制交流サイト(SNS)の活用を想定し、具体的な実施要領や発令基準を整備する。市町村に対し、地域住民への緊急情報の周知態勢の整備も求める。
全道的な個体数の抑制に向け、足跡の追跡が容易な残雪期の狩猟も可能にすることも具体的に検討する。
検討会座長の梶光一・東京農工大名誉教授は「30年続いた保護政策でヒグマの個体数は回復したが被害も増えた。今回の計画改定は道のヒグマ政策の大きな方針転換となる」と述べた。(内山岳志)
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上の映像をクリックすると、
熊が人を襲う映像が出ます。
これが2021年6月18日に起きた事件です。
もう少し遅い時間帯だったら、
通学途中の子供たちが襲われた可能性があります。
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私は恥ずかしながら、
1990年度に
春グマ駆除を廃止したことを知りませんでした。
道理でクマが出るようになったわけです。
北海道開拓の時代には、
熊による一家全滅の事件もありました。
熊による家畜の被害もあります。
私は増えすぎた熊の駆除をしてほしいです。
熊は人殺しの猛獣になります。