医学講座
事務方を大切に（大浦武彦先生の教え）
今日は2024年6月7日（金）です。
最高気温24℃です。
ようや少しあたたかくなってきました。
YOSAKOI よさこいは日曜日までです。
明日（土）と明後日（日）は交通規制で大通公園周辺が通行止になります。
私の自転車通勤の経路も変わります。
南大通の路上に観覧席ができています。
■ ■
昨日の院長日記、
事務職員にもベースアップ評価をの続きです。
今の若い先生にはわからないと思います。
私が市立札幌病院に勤務した30年前は、
形成外科がありませんでした。
市立病院の形成外来は、
事務局長の佐々木利幸様のおかげでできました。
■ ■
恩師、大浦武彦先生も苦労して形成外科を広めました。
1978年に北大病院に形成外科ができてからも、
形成外科は他の診療科より教官の定数が少なく、
医学部の講座ではありませんでした。
附属病院の診療科でした。
違いがわからないと思いますが、
予算などの面で他の科よりも不利でした。
助けてくださったのが事務方だと聞いています。
■ ■
大浦武彦先生の事務を大切にする教えは、
末端の私たちにも伝わってきました。
私が市立札幌病院に勤務していた時は、
北大から新しい先生が来ると、
事務にも挨拶に行きました。
電話交換室にも、
『北大から来た形成外科の〇〇先生です』とあいさつに行きました。
■ ■
これで電話で整形外科と間違われることもなくなりました。
北大病院では、
事務方のおかげで形成外科医局が3階奥の広いところに移転できました。
手術部の奥でしたが、
その前の6階よりもかなり広くなりました。
後発組の形成外科は苦労して成長してきました。
事務局のおかげです。
私は事務を大切にする病院がいいと思っています。
“事務方を大切に（大浦武彦先生の教え）”へのコメント
コメントをどうぞ
事務は日陰の身でした。
余った仕事は
押し付けられていました。
事務に感謝して下さるなんて
嬉しいです。
事務方のお陰で
広いところに移転出来
良かったですね。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。形成外科も日陰の身でした。医学部の正式な講座ではなかったので文部教官の定数が少なかったです。札幌医大も同じで、外来のスペースもとても狭かったです。大浦武彦先生から直接言われた覚えはないですが、事務のおかげで手術部奥の広い部屋に移転できたと聞いていました。広いテーブルがあって外国からお客様が来ても医局でカンファレンスができました。市立札幌病院でも事務局のおかげで形成外来の看板をつけていただけました。私が生涯で一番うれしかったことの一つです。
今日はとても過ごしやすい気温でした。
交通規制は商品運搬のトラックなどは
困るようです。先生も通勤経路を
変更しなくてはならないのですね。
会社でも事務課がないと
成り立たないことがあると
思うので、病院でも、
とても重要な役割を
担っていると思いました。
事務局が形成外科を良い方向へ
導いてくださって良かったです。
事務を大切にする病院が
多くなることを願っています。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。会社でも総務課などがお給料の計算をしてくださったりするのでしょうか？ 営業と直接関係がなくて売上がUPするとかでなくても、地味な仕事をちゃんとしてくれるところがないと困ります。病院も事務がないと給与計算もできないし、お給料の振込もできません。その担当者がベースアップ評価料から除外されていて、患者さんに接する人たちだけ給与がUPするなんてあんまりです。
今日は少し暑かったです。
少ししかないさくらんぼの葉摘をして反射シートを敷きました。
ブドウもラ・フランスもリンゴも仕上げ摘果をしていますが、先日の雹の被害もあります。
山大も他の科は医療クラークがいるのに居ませんし看護師もいない時があります。
北大は凄いですね。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。異常気象で被害を受けられ大変なことと思います。お見舞い申し上げます。北大形成外科が成長できたのは、大浦武彦先生の努力もありますが、北大皮膚科の三浦祐晶教授が形成外科を育ててくださったことが大きいです。大浦武彦先生は形成外科の新年家族会などに、必ず三浦教授をご招待していました。今の形成外科があるのは皮膚科の三浦祐晶教授のおかげです。山形大学の福田先生もがんばっていらっしゃいます。信頼できる最高の形成外科医です。