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日本美容外科学会③

 学会に出席する楽しみの一つに、友人の先生を増やすことがあります。
 自分の手術について、真摯な発表をなさっている先生はわかります。
 その先生の発表をお聞きして、内容についてディスカッションをして、昔なら論文を読んで…と交流が始まります。
 今は、インターネットやメールがあるので、すぐに連絡がとれるので便利です。
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 私はふだんは自宅とクリニックの往復だけです。学会の時だけは、他の先生と食事をしたり、話しをしたりするのを楽しみにしています。
 学会を通じて友だちの輪を広がることは、医師としてとても楽しいことです。
 四半世紀以上形成外科医をしているので、学会を通じてたくさんの先生と知り合い友だちになりました。
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 私たちは、手術前後の写真や発表を見ると、その先生がどんな方かわかります。
 形成外科や美容外科の先生にも、さまざまな方がいらっしゃいます。
 昨日の鼻の発表です。北里大学名誉教授の塩谷信幸先生が、もし先生が手術を受けるとしたら、どなたに手術してもらいますか?というとても面白い質問をなさいました。
 正直に、『私は麻酔がイヤなので、手術はうけたくありません』と答えられた先生もましたが、大部分の先生は『困った?』という感じでした。
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 塩谷先生は、日本形成外科学会・日本美容外科学会の重鎮で、日本ではじめて北里大学に美容外科を開設なさった先生です。私など足元にも及ばない‘大大大先生’です。
 塩谷先生のブログがあります。しかも、毎日更新なさっていらっしゃいます。今回の学会について、塩谷先生からブログでお褒めの言葉をいただいていました。
 塩谷先生がお書きになっていらっしゃるように、今回の美容外科学会は画期的でした。、東京女子医大形成外科の野﨑幹弘(モトヒロ)教授が学会にいらっしゃいました。形成外科と美容外科が少し近くなったようです。
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 これからの課題は2つの日本美容外科学会です。何年かかるかわかりませんが、十仁系学会と形成外科系学会が、一つの日本美容外科学会になれば…と願っています。
 韓国では、日本以上に形成外科系と非形成外科系の美容外科学会の仲がよくないようです。
 私は両方の美容外科学会に入会しています。
 一部の形成外科重鎮の先生は、十仁系学会をよく思っていらっしゃらないようです。
 私は、本当に‘悪い’美容外科医は、どちらの学会にも所属していない、勉強もしない、美容外科医とは言えないような‘先生’だと思います。

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