昔の記憶

雪で遊ぶ

 私は生まれも育ちも北海道です。
 雪国の子どもは、
 大雪(おおゆき)でも…
 晴れた日には外で遊びます。
 犬も…
 子供も…
 雪が大好きです。
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 ふわふわ新雪(しんせつ)はやわらかで…
 転んでも痛くありません。
 吹雪(ふぶき)の日は家の中ですが、
 晴れると外遊びをします。
 私は山で育ったので、
 よく裏山へ行きました。
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 私が育った昭和30年代は、
 日本の高度成長期です。
 テレビもまだ普及していません。
 一日の放送時間も限られていて、
 放送していない時間帯には、
 テストパターンという、
 丸い画像だけが流れていました。
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 今から思うと、
 丘のようなところに、
 小さなスキー場がありました。
 小学校~大学まで、
 冬にはスキー授業がありました。
 徒歩のスキー遠足もありました。
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 私と弟は、
 よく雪穴を掘って、
 雪の洞窟を作っていました。
 小さな基地でした。
 そこへ…
 つららを集めてきたり…
 雪玉(ゆきだま)を作ったりしました。
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 お金がかかることはできませんでしたが、
 雪を利用して、
 子供ながら遊んでいました。
 雪は大変ですが、
 北国には、
 雪で遊ぶ知恵がありました。
 でも…
 この年齢になると…
 春が早く来てほしいです。
 山形のさくらんぼさん
 豪雪のお見舞いを申し上げます。

昔はこんなソリで遊んでいました
2007年11月12日院長日記

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