昔の記憶
雪で遊ぶ
私は生まれも育ちも北海道です。
雪国の子どもは、
大雪(おおゆき)でも…
晴れた日には外で遊びます。
犬も…
子供も…
雪が大好きです。
■ ■
ふわふわの新雪(しんせつ)はやわらかで…
転んでも痛くありません。
吹雪(ふぶき)の日は家の中ですが、
晴れると外遊びをします。
私は山で育ったので、
よく裏山へ行きました。
■ ■
私が育った昭和30年代は、
日本の高度成長期です。
テレビもまだ普及していません。
一日の放送時間も限られていて、
放送していない時間帯には、
テストパターンという、
丸い画像だけが流れていました。
■ ■
今から思うと、
丘のようなところに、
小さなスキー場がありました。
小学校~大学まで、
冬にはスキー授業がありました。
徒歩のスキー遠足もありました。
■ ■
私と弟は、
よく雪穴を掘って、
雪の洞窟を作っていました。
小さな基地でした。
そこへ…
つららを集めてきたり…
雪玉(ゆきだま)を作ったりしました。
■ ■
お金がかかることはできませんでしたが、
雪を利用して、
子供ながら遊んでいました。
雪は大変ですが、
北国には、
雪で遊ぶ知恵がありました。
でも…
この年齢になると…
春が早く来てほしいです。
山形のさくらんぼさんへ
豪雪のお見舞いを申し上げます。
昔はこんなソリで遊んでいました
2007年11月12日院長日記