医学講座
眼瞼黄色腫②
北大形成外科のカンファレンスで、
大浦武彦教授が眼瞼黄色腫について述べられたことがあります。
眼瞼黄色腫は縮小します。
○○病院の院長、○○先生には…
眼瞼黄色腫がありましたが、
心筋梗塞で入院されてから…
小さくなりました。
■ ■
○○病院の院長、○○先生は…
私が大変お世話になった先生です。
体格がよい先生でした。
心筋梗塞で倒れられましたが、
無事に回復されて…
院長職を続けられました。
■ ■
確かに…
心筋梗塞で倒れたられた後は、
一回り以上スリムになられました。
もう二度と死ぬ目に遭いたくないから、
食事に気をつけられ、
体重もコントロールされたのだと思います。
■ ■
私が眼瞼黄色腫を手術した方が…
心筋梗塞になったかどうかはわかりません。
ただ…
皮膚にこれだけのあぶらがたまるのですから…
血管にもついている可能性があります。
もし危険信号だとわかって…
心臓の検査などで病気が見つかれば幸いです。
■ ■
私の家内の父は、
心筋梗塞で64歳で亡くなりました。
いまから考えると…
心筋梗塞になる前兆はありました。
亡くなる前日に、
病院など行ったことがない人が、
体調不良で受診したそうです。
結果は異常なしでした。
■ ■
もし循環器の専門医が診ていたら…
ひょっとして元気でいられたかも…?
心筋梗塞になる前に…
下肢の血管が詰まって…
足が冷たいと言っていた…
冬山用の靴下を送ってあげたが…
心臓も診てもらえばよかった…
…など後悔することがたくさんあります。
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今は眼瞼黄色腫を診たら…
身体からの危険信号だと説明しています。
食生活や運動など…
黄色腫ができる原因を取り除いて…
内科でも診ていただくことをすすめています。
眼瞼黄色腫は下のような症状です。
目立ちやすい部位にできる、
身体からの信号です。
Globalskinatlas.comから引用しました。