医学講座
診療報酬改定説明会への提言2018
昨日の院長日記でご紹介した、
平成30年度診療報酬改定説明会(集団指導)
…への提言です。
仕事とはいえ、
膨大な量の説明を、
1分の休みもなく、
80分も話し続けるのは、
過酷です。
■ ■
昨日、説明してくださった、
厚生労働省北海道厚生局医療課
指導医療官の鎌田先生は、
何回も練習なさったことと思います。
どんな大学の講義より、
どんな学会の講演より、
お疲れになった
…ことと思います。
■ ■
そもそも、
2年に一度の診療報酬改定を、
80分で説明するのは無理です。
聞くほうも、
自分の専門外のところは寝てしまいます。
もっと効率よく情報伝達をすべきです。
私は、
大きな会場に千人以上の人を集めて、
一方的に説明するのは非効率だと思います。
■ ■
いくら厚生労働省の、
指導医療官や
医療課長補佐が優秀でも、
短時間ですべてを理解して、
簡潔明瞭に説明するのは無理です。
高校生物の教科書一年分を、
80分で説明するようなものです。
どうがんばっても無理です。
■ ■
私は大きな会場で説明するのではなく、
厚生労働省HPに、
専門別にサイトを作ることを提言します。
たとえば、
日本形成外科学会で、
外保連委員をしていらっしゃる先生が、
平成30年の診療報酬改定について、
解説されるのがいいと思います。
動画で説明するのもいいと思います。
会場で配布される資料は読みにくいです。
北海道厚生局HPには、
読みやすい資料があります。