医学講座

老後への備え方④ 高い大学費用、入念な計画を

 平成30年3月12日、朝日新聞朝刊の記事です。
 国公立大学前期試験の合格発表が終わり、
 教育費のことを心配している方に、
 ぜひ読んでいただきたい。
 老後への備えシリーズ④です。
 なるほどマネー老後への備え方 ④高い大学費用、入念な計画を
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 前回の記事で、大学の学費がこの40年で大きく上がったことに驚きました。進学を希望する子どものために、親はどう備えるべきですか。

 前回、「大学進学にかかる費用は高騰している」と説明しました。お金を準備したつもりでも、実際は予想以上にかかるケースは多く、親の老後の資金計画にも影響を及ぼします。
 文部科学省のデータで、大学進学にかかる費用を見てみましょう。入学初年度(私立は授業料と入学料、施設設備費の合計、国立は授業料と入学料)は、私立文系が約115万円、国立は約82万円。入学料を除いた2年目以降は、私立文系が92万円、国立は53万円が目安です。
 学費以外の費用もかかります。全国大学生活協同組合連合会が調べた「大学受験・入学にかかった費用」で、大学への納付金を除いた、受験費や教科書代、住まい探しや生活用品にかかる費用などは、私立文系は平均約78万円、国立大は約105万円です。
 これと、先に述べた入学初年度の費用を合わせると、私立文系は約193万円、国立は約187万円。高3秋ごろの受験期から大学入学までの半年に満たない間に、これだけ高額の出費が発生します。
 「教育費として積み立てたお金は大学1年目で底をついた」という声をよく聞きます。受験から入学までの費用は思いのほかかかるのです。
 大学4年間の教育費として、数百万円ものお金を入学前に準備できている家庭は多くありません。教育のための貯蓄で足りない分は親の収入で賄い、さらに足りない分は教育ローンや奨学金を利用することになります。
 教育ローンは原則、「親が借りて、親が返す」借金です。返済期間10年であれば、200万円借りたとして、月2万円に満たない返済額ですが、定年以降の収入減で負担はぐっと重くなることを忘れないようにしましょう。
 貸与型の奨学金は、「子どもが借りて、子どもが返す」借金です。現在、大学・短大生の2.6人に1人が日本学生支援機構の奨学金を利用しています。就職後に給料が少ないと返済に苦労することになります。親が代わりに返済するケースも見受けられます。
 年齢層が上の方からは「自分は奨学金を返せたので、今も大丈夫では」という意見もあるかもしれません。しかしすでに述べたように、最近の教育費は高騰しています。預貯金の金利は低く、親の貯蓄にはかつてのように余裕があるわけではありません。最近は多額の奨学金を借りる人もいます。毎月12万円を4年間借り続けるケースもあり、この場合、卒業時に600万円近くの借金を抱えることになります。
 想像以上の出費に驚く前に、子どもの大学進学が迫ってきたら、「いつ、どのくらいかかるか」を見積もり、入念に資金プランを立てましょう。まず紙に書き出してみるのが効果的です。
 この金額をもとに、子どもと進路を話し合いましょう。返済不要の「給付型」奨学金を利用できないかも調べます。奨学金を借りる場合は、日本学生支援機構のサイトの「返済シミュレーション」を使って計算します。将来、子どもが「返済できる金額」にとどめることが肝心です。=全10回
 (ファイナンシャルプランナー・深田晶恵)

大学進学には高額な費用がかかる
(以上、朝日新聞より引用)

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 大学に合格したのはうれしいけれど、
 いったいいくらお金がかかって?
 みんなどうしているのだろう?
 不安に思う親御さんは多いと思います。
 住むところによって、
 家賃負担は大きく違います。
 自宅を離れる学生は大変です。
 本間家も大変でした
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 私は、
 学生寮をすすめます。
 子供さんは、
 自由に暮らせる
 一人暮らし
 …を希望することが多いです。
 一人暮らしには、
 誘惑があります。
 在学中に望まない◆妊娠をしてしまった学生もいます。
 避妊は学校ではあまり教えません。
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 学生寮に空きがあれば、
 一年でもいいので、
 学生寮をすすめます。
 理由は安いだけではありません。
 学生寮には、
 先輩がいます。
 人生の師となるような、
 立派な先輩と出会うチャンスがあります。
 試験のことや、
 恋愛のことも相談できます。
 私は初の一人暮らしより、
 大学の学生寮をすすめます。
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 札幌市保健所に提出する書類を作成していて更新が遅れました。
 申し訳ございませんでした。

 

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