医学講座
第106回日本美容外科学会(JSAS)東京②
今日の東京は晴れのいいお天気です。
品川プリンスホテルで開催されている日本美容外科学会に参加しています。
今日は元厚生労働大臣の塩崎恭久衆議院議員の特別講演をお聞きしました。
日本美容外科学会(JSAS)は有意義な学会で、
活発に討論もされています。
私は午前中の眼瞼のシンポジウムを興味深く聞きました。
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シンポジウム1
テーマ:眼瞼 9:00-10:20
SY-1 清水雄介
琉球大学大学院医学研究科形成外科学講座_教授
SY-2 池田欣生
東京皮膚科・形成外科銀座院_院長
お二人の先生が、
切らない眼瞼下垂症手術
…について詳しく動画で解説してくださいました。
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2013年の日本美容外科学会で、
慶應大学形成外科の清水雄介先生が、
Non incisional blepharoptosis correction
切らない眼瞼下垂の修正
…として発表されました。
清水先生の発表には動画もありました。
きれいで丁寧な手術でした。
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この切らない眼瞼下垂症手術は、
まぶたの裏側から、
まぶたを上げる筋肉、
ミューラー筋と眼瞼挙筋をいっしょに短縮する手術です。
2013年の清水先生のご発表で、
高齢で持病があって…
『切る手術』が難しい患者さんが、
目が開いて見えるようになっていました。
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切らない眼瞼下垂症手術
…という言葉を美容外科のHPで見ることがあります。
私がはじめて切らない眼瞼下垂症手術をお聞きしたのは、
真崎医院の真崎信行先生です。
真崎先生は共立美容外科創立者のお一人です。
脂肪吸引で使う、
KBシースの考案者です。
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手術法の詳細は、
若返り美容医療の実際という成書に書かれています。
永井書店、
ISBN4-8159-1701-9
平成16年10月1日に出版された本です。
切らない眼瞼下垂症手術は、
美容外科医の間では有名な術式です。
池田欣生(いけだよしお)先生がよく発表されていました。
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今日は会場に真崎信行先生もいらしてました。
清水先生は慶応大学から琉球大学形成外科の教授に就任されました。
清水教授の手術はとてもきれいで、
手術後1年でも目がしっかり開いていました。
今日の学会では、
本家本元の真崎信行先生から質問がありました。
とてもいい手術法だと思います。
清水教授からは、
後戻りが少なくなる方法を教えていただきました。
形成外科でも広まるとよい手術法だと思います。