医学講座
きずときずあとのクリニック豊洲院
第44回日本熱傷学会(東京)で、
私が一番感動したご発表です。
シンポジウム2
SY2-3熱傷患者の瘢痕治療のために、当院はどうあるべきか?
村松英之むらまつ ひでゆき、門松香一2
きずときずあとのクリニック豊洲院、昭和大学形成外科2
熱傷治療は、近年その治療内容に大きな変化を遂げてきている。特に損傷治療の分野においては、屍体皮膚、入口真皮、bFGF製剤、そして自家培養表皮(ジェイスⓇ:J-TEC社)などが保険治療の認可をうけており、近年では陰圧閉鎖療法なども登場し全身熱傷の治療の現場で使用されてきている。それに伴い、死亡率も明らかに改善している。そして死亡率の低下に伴い、治癒後のQOLについても徐々に議論の対象となってきている。
しかし現実として救命された熱傷患者に対するその後の加療は十分であるとは言えない。熱傷治療を担当した医師にとっては、その後の瘢痕加療に関しては技術も知識もなく、そして興味もなくなるのが現実である。保湿剤を処方して経過観察を行うことくらいしか出来ないのが現状ではないだろうか。しかし患者は痛み、痒み、再発する潰瘍、そして外観に大きな悩みを感じ続けており、その悩みを聞いて解決してくれる場所を常に探し続けていることは明らかである。
「きずときずあとのクリニック豊洲院]は、2017年10月より東京都江東区に新規開業した。「世の中の怪我、やけど、そして傷跡で悩む患者さんに全力で安心と勇気と笑顔を届ける」という思いを持ち、これまで前例のない創傷と瘢痕治療に特化したクリニックを立ち上げた。熱傷治療で積み上げてきた些少の経験はあるが、一クリニックとして、また一形成外科医師として熱傷患者に対してどのような治療を行なって行くべきなのかは非常に難しい部分があると感じている。まだ開業して半年間という短い間間であるが、これまでの治療内容を供覧し、どのような医療を患者は求めているのか、当院は何を行うべきかを若干の文献的考察も含めて報告する。
(第44回日本熱傷学会抄録集より引用)
■ ■
村松先生のご発表をお聞きして、
感激しました。
村松先生は、
前橋赤十字病院形成外科部長を歴任された、
形成外科のエキスパートです。
世の中の
怪我、
やけど、
そして傷跡で悩む患者さんに
全力で安心と勇気と笑顔を届ける
すばらしい発想と行動力です。
■ ■
厚生労働省や、
保険診療は、
傷跡で悩む患者さんに冷たいです。
顔に大きな傷跡があっても、
保険で手術ができるのは、
運動制限があるキズだけです。
形成外科医としては、
とてもやりにくい保険のシステムです。
■ ■
キズあとにいい治療法があっても、
保険適応になってないものが多いです。
レーザー機器を購入するにも、
価格も高く、
メンテナンスの維持費も高いです。
レーザーは金食い虫です。
そんな厳しい環境の中で、
村松先生は、
患者さんにも、
お財布にも、
♡やさしい♡治療をしています。
■ ■
やけどの治療
けがの治療
やけどのきずあと
リストカットのキズ
ニキビあとの凹凸
運動制限のないきずあと
どんなきずやきずあとでも、
親切丁寧に治してくれます。
傷跡で悩んだら、
きずときずあとのクリニック豊洲院です。
信頼できる先生です。