医学講座
役に立つ形成外科の知識
今日は2018年5月29日火曜日です。
今朝の天候は晴れです。
今日は寒いとは感じませんでした。
ようやくあたたかくなってきたと思っていたら、
6月はじめには、
平均気温を上回る日が続くそうです。
お天気は思うようになりません。
■ ■
形成外科の手術も、
なかなか思うようになりません。
全員に同じように、
♡丁寧♡に、
♡心を込めて♡、
♡手術をしています♡。
ところが人によっては、
キズが目立つ人がいます。
■ ■
同じ眼瞼下垂症手術をしても、
【怒】目頭側のキズが目立つ【怒】
…ということがあります。
帝王切開で赤ちゃんを産んでも、
キズが目立つ人がいます。
専門的な言葉で、
肥厚性瘢痕ひこうせいはんこん
…と言います。
■ ■
キズが目だっている
キズの治りが悪い
…という時に役立つのが、
形成外科の知識です。
形成外科医は、
肥厚性瘢痕ひこうせいはんこん
ケロイドの専門家です。
■ ■
目頭側のキズが目だっている人には、
軟膏を変えたり、
目を閉じてじっとしてもらったり、
軽く圧迫したりしてもらいます。
少しずつですが、
目立たなくなってきます。
大切なのは、
早く治療を開始することです。
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縫合する腕が悪くて、
キズが目立つのは論外ですが、
同じように丁寧に縫合しても、
キズが目だっている人は、
必ず何か原因があります。
その原因を確かめて、
しっかり治療できるのは形成外科医です。
売上だけ考えている、
美容外科医には無理です。