医学講座
第44回日本熱傷学会(東京)①
今朝の札幌は晴れです。
まだ少し寒いですが、
昨日までの雪が降りそうな寒さではありません。
日本美容外科学会(JSAS)の後で、
第44回日本熱傷学会に参加してきました。
帯広のまみ子師長さんも参加なさってました。
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私の印象に残ったシンポジウムです。
シンポジウム2
第2日目:5月18日(金)13:05~15:05_第1会場
『熱傷後瘢痕拘縮および肥厚性瘢痕の治療戦略』
座長:
小川 令(日本医科大学形成外科学教室)
田中克己(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科形成再建外科学分野)
SY2-1 熱傷後肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮の発症メカニズムを理解することで治療方針が決まる
小川 令 日本医科大学形成外科
SY2-2 当科における熱傷後瘢痕拘縮およびケロイド・肥厚性瘢痕の治療の現況と展望
樫村 勉 日本大学医学部形成外科学系形成外科学分野
SY2-3 熱傷患者の瘢痕治療のために、当院はどうあるべきか?
村松英之 きずときずあとのクリニック 豊洲院
SY2-4 長期治療経験に基づいた熱傷後瘢痕拘縮および肥厚性瘢痕の治療戦略
鈴木茂彦 浜松労災病院形成外科
SY2-5 培養表皮移植部位の瘢痕に関する多施設共同前向き研究
林田 志 長崎大学形成外科グループ
SY2-6 熱傷後高度腹部瘢痕女性の出産に対する手術適応についてのプロトコール
三川信之 千葉大学医学部形成外科学講座
SY2-7 長期経過観察より見た乳幼児手指深達性熱傷後の瘢痕拘縮の治療戦略
奥田良三 京都第二赤十字病院形成外科
SY2-8 広範囲熱傷患者の頸部瘢痕拘縮を予防するための手術戦略
藤岡正樹 国立病院機構長崎医療センター形成外科・熱傷センター
SY2-9 熱傷後瘢痕拘縮による耳介変形に対する外科的治療
-62症例108耳介の治療経験から-
四ッ柳高敏 札幌医科大学医学部形成外科
SY2-10 当科における手指熱傷瘢痕拘縮の治療戦略
鳥谷部荘八 仙台医療センター形成外科・手外科
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やけどのきずを、
いかにきれいに治すか?
簡単なようで難しいテーマです。
各演者の先生の、
とても熱心な講演をお聞きして、
とても感動しました。
医学が進歩した現在でも、
深いやけどを、
きれいに治すのはとても難しいです。
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今年のシンポジウムをお聞きして、
フィブラストスプレーが登場したことで、
やけどの治療が飛躍的に進歩したことを再認識しました。
熱傷受傷早期から、
フィブラストスプレーを使用することで、
やけどが、
早く、
きれいに、
治ります。
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電気ケトル・炊飯器、
カップ麺・コーヒー・スープなど、
子供のやけどによく効きます。
やけどはしないのが一番ですが、
ちょっとした不注意で起こります。
一番身近な外傷がやけどです。
注意しましょう。