院長の休日
けんちゃん
今日は2019年9月17日(火)です。
札幌の天気は晴れ、
秋の空を感じます。
昨日は用事で東京へ日帰り出張でした。
りんごのおかげです2019に、
コメントをいただきありがとうございました。
おかげ様で元気が出ました。
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2019年9月17日(火)、北海道新聞朝刊、
いずみへの投稿です。
けんちゃん
昔農家だったせいか、やたら敷地の広い家で、用心のために外で飼っていた犬の「けんちゃん」が死んだ。春らんまんの5月中旬だった。朝、見ると、犬舎の前で横たわって動かなかった。
家に来て14年たっていた。
白地に茶色のブチで、人も犬も大好きな雄犬だった。だから番犬には向いていなかったのかもしれない。
1週間ほどたった頃、敷地の前を通る坂道の上にある「栗の樹ファーム」の管理人という人が訪ねてきた。「最近、犬の姿が見えないけど、どうしたんだろう。行って聞いてきて」と、ファイターズの栗山英樹監督に言われて来たとのことだった。
どうやら監督は、散歩の折や自宅への帰りがけに、けんちゃんに声を掛けてくれていたらしく、姿が見えなくなったのでどうしたのか気になっていたらしい。そう言えば、家の前に車の止まる音や、何か語りかける声を何度か聞いたような気がする。
それからしばらくして家の前に監督が現れた。びっくりした。近くに住んでいるのに、話すのは初めてだった。
遠征に行く途中のようなのに、車から降りてわざわざ寄ってくれたのだ。「けんちゃんには、ずいふん癒やされました」と言葉もかけてもらった。
毎日の勝負でおそらく気の休まることがない監督に、けんちゃんはほんの少し役に立っていたのかな。監督の優しさにも触れ、胸が熱くなった。
中井はま子なかいはまこ(79歳・無職)―空知管内栗山町
(以上、北海道新聞より引用)
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けんちゃん
…というタイトルに、
昔の私のことかと思ったら、
犬の名前でした。
私と違って、
おだやかな性格のワンちゃんだったようです。
投稿者の中井さまのおかげで、
あの栗山監督でさえ、
大変な毎日なんだなぁ~
…と妙に納得しました。
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お医者さんも、
弁護士さんも、
日ハムの監督さんも、
大変な毎日です。
私だけではないんだなぁ~
…と思ったら気分が楽になりました。
日ハムにもがんばっていただきたいです。
朝からいい文章を投稿していただいた中井さまに感謝です。
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