昔の記憶
市立札幌病院グリム会2019
今日は2019年10月28日(月)です。
昨夜、市立札幌病院グリム会がありました。
42人の参加者があり、
とても和やかな会でした。
グリム会2014
市立札幌病院は、
私が医師としての青春時代を過ごした病院です。
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昨日の会で、
お二人の会員がご逝去されたことを知りました。
手戸一郎先生
2019年4月21日ご逝去、
内田多久實先生
2019年1月9日ご逝去、
全員で黙祷をささげました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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手術用顕微鏡の想い出
2009年10月7日の院長日記です。
手術の直前になって…
代理店から…
『申し訳ございません』
『顕微鏡の手配ができませんでした』
と連絡がありました。
手術用顕微鏡がなくて手術が延期になりました。
人生で一番困った時の一つです。
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手術予定の患者さんに、
私といっしょに謝ってくださったのが、
当時、救急部担当の副院長だった、
手戸一郎先生でした。
小児外科がご専門の温厚な先生でした。
私の恩師、
北大形成外科初代教授の大浦武彦先生の同期です。
手戸一郎先生は、のちに市立札幌病院院長に就任されました。
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いろいろな思い出がある市立札幌病院です。
手戸一郎先生は、
院長室より、
手術室が好きだったと思います。
珍しく手術場の更衣室で手戸一郎先生とお会いした時のことです、
院長室と違って、
にこにこしていました
手術が丁寧で上手な先生でした。
ここ(手術室)はいいですね
小児外科が大好きだった手戸一郎先生のご冥福をお祈りしています。
(正職員・非正職員を問いません)
入会希望の方は市立札幌病院総務課へご連絡ください