昔の記憶

夕張メロン品種改良9月中旬まで販売

 今日は2020年8月21日(金)です。
 本州の猛暑がうそみたいに、
 今朝の札幌は涼しいです。
 今日の最高気温は23.6℃、
 最低気温は17.3℃です。
 山形の最高気温は33.9℃です。
 さくらんぼさんごめんなさいです。
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 2020年8月21日、北海道新聞朝刊の記事です。
 夕張メロン9月中旬まで販売 品種改良、五輪需要見据え作付け
 【夕張】夕張市の特産品である夕張メロンが、これまで販売終了の時期とされてきたお盆を過ぎた現在も、市内を中心に道内小売店の店頭に並んでいる。観光客が多く訪れる8月末まで販売したいと、20年前から盛夏でも育つよう品種改良に取り組み、通常より小ぶりだが「おいしさは同じ」(市農協)晩成型夕張メロンの本格栽培を3年前から開始していた。販売は9月中旬まで続く。
 夕張メロンは暑さ、寒さに弱いため、春が栽培の最盛期。秋は涼しくなるが、東西を山に囲まれた夕張は日の出が遅く、日没が早いため、日照時間の長さが味の良さの鍵となるメロン栽培には適していない。一方で、お盆までしか栽培できないと、農家の収入アップにつながらないことから、9月中旬まで栽培できる晩成型夕張メロンの開発が市農協の悲願だった。
 品種改良は一筋縄ではいかず、味が良くても香りが弱いなどの失敗を繰り返したが、10年ほど前、通常よりも小ぶりで、編み目模様も少し違うが、味は同じで強い香りと甘さがある晩成型夕張メロンを作り出すことに成功。ただ、お盆過ぎは翌年の栽培に向けた土の整備などに忙しく、栽培を請け負う農家がほとんどいなかった。
 しかし市農協は、東京五輪・パラリンピックの開催を、日本を訪れる世界の観光客に夕張メロンをPRする好機と捉え、農家に要請して3年前からまとまった数の晩成型夕張メロンの栽培を開始。今年は全104戸中14戸が9千株(1株につき約3玉)を栽培した。年間栽培量の65万株と比べるとわずかな量だが、お盆過ぎから次々と収穫が始まり、店頭に並び始めている。
 品種改良を主導した市農協の木下誠専務理事は「来年の五輪以降も秋口まで販売を続けたい。知名度がより浸透すれば、戸数減少が続く夕張メロン産業の裾野拡大につながる」と期待している。(志村直)

晩成型の夕張メロン(左)。通常のメロンに比べ小ぶりだが、味は変わらない
(以上、北海道新聞より引用)

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 夕張メロンは私にとってなつかしい思い出です。
 北海道には何種類ものメロンがあります。
 私は夕張メロンが一番好きです。
 香りと上品な甘さがあります。
 欠点は食べごろが短いこと、
 すぐに柔らかくなることです。
 お盆を過ぎると店頭にはありません。
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 日持ちがして甘いのが、
 らいでんメロンや富良野メロンです。
 うちの奥さんはらいでんメロンが一番好きだと言います。
 私は夕張メロンです。
 生産量と販売量では、
 富良野メロンが伸びていると感じます。
 富良野はラベンダーだけではなく、
 メロンやスイカもおいしいです。
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 今日の北海道新聞の記事で、
 栽培農家の戸数減少が続いていること、
 1株につき約3玉しかとれないことを知りました。
 まだ雪が残る頃から、
 ハウスで苗を育てて大変な作業です。
 私が中学校3年間を過ごした夕張で、
 メロン栽培農家が減らないことを祈っています。

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