医学講座
第65回日本形成外科学会(大阪)②
第65回日本形成外科学会(大阪)①
…の続きです。
学会一日目の最初に聞いたが、
美容医療に関する委員会企画シンポジウム 1
『形成外科医が取得したくなるJSAPS専門医を考える』
座長
小室裕造
帝京大学形成外科
座長
原岡剛一
神戸大学医学部附属病院美容外科
美容外科(JSAPS)専門医の在り方について
小室裕造
帝京大学形成外科
2022年に生きる我々に必要なのは専門医資格なのか
上原恵理
THE ONE.
日本美容外科学会(JSAPS)専門医について一開業医の私見
大場教弘
プリモ麻布十番クリニック
われわれのメッセージは患者に届いているか
室 孝明
ビスポーククリニック
皆得になる専門医が享受すべきサービスのグランドデザイン
山口憲昭
リゾナスフェイスクリニック東京
■ ■
日本美容外科学会で活躍中の、
小室裕造先生と原岡剛一先生が座長をなさって、
現役で大活躍中の4人の先生たちが、
日本美容外科学会JSAPS専門医について、
実にいいことを語ってくださいました。
今年68歳になる私には、
実にためになる若い先生のご意見でした。
■ ■
私は毎日院長日記を更新して、
無名の形成外科を少しでも広めたいと願っています。
ほんとうに患者さんのところに届いているか?
よくわかっていません。
今はSNSの時代です。
患者さんを集める、
集患しゅうかんには、
HPやブログは古く、
インスタに上げなければダメだと教えていただきました。
■ ■
患者さんが美容外科を選ぶ時に、
日本美容外科学会JSAPS専門医は、
選択基準に入らないそうです。
私も形成外科専門医は持っていますが、
日本美容外科学会専門医は、
JSAPSもJSASも持っていません。
厚生労働省が認可した専門医ではないので、
専門医であることを広告できないのと、
(実は)必要性を感じないからです。
■ ■
この美容医療に関する委員会企画シンポジウムは、
日本形成外科学会として、
日本美容外科学会専門医を
増やしたいという思いで企画されたと考えます。
私はこれ以上に集患するつもりはないので、
インスタに上げることは今は考えていません。
ただ正しい情報を正確に伝えたいという思いは、
とても強いです。
何とかしたいと思っています。