医学講座
大切にされていた診察券
子どもさんが小さいので…
手術後の安静が保てません…
手術は無理です。
ご実家のお母さんに…
子どもさんの面倒をみていただくか…
子どもさんが大きくなるまで待って…
手術を検討してください。
■ ■
こんな説明をすることがあります。
きれいに治すには…
手術後に安静にしている必要があります。
小さな子どもさんがいらっしゃるお母さんは…
年中無休で…
有給休暇なしです。
人生で一番忙しい時期です。
■ ■
私がこんな説明をするのは…
無理に手術をして…
治りが悪いだけではなく…
大切なご主人との仲が悪くなったら困る…
…という老婆心からです。
偏屈ながんこじじいです。
■ ■
あきらめて…
他の美容外科へ行かれる方もいると思います。
心ない美容外科もあります。
他でやったけど…
やっぱりダメだったと再受診される方もいらっしゃいます。
他の美容外科でやって…
うまくいっている人もいると思います。
■ ■
子どもが大きくなったので…
手術を受けたいと思います…
…と7年ぶりに受診してくださった患者さんがいらっしゃいました。
その方は…
札幌美容形成外科の診察券を大切に持っていてくださいました。
7年前の診察券には…
当時勤務していた…
ベテランの受付さんの字がありました。
■ ■
ちょっと特徴がある字なので…
すぐにわかりました。
7年間も大切にしていてくださったのだなぁ~
感慨深いものがありました。
たった一枚の診察券ですが…
その方の思いが伝わったように感じました。
しっかり治して差し上げます。
持っていてくださってありがとうございました。
“大切にされていた診察券”へのコメント
コメントをどうぞ
感動秘話です。先生の誠意が通じたんですよ。
先生に何だったか忘れましたが希望を言ったら「それは出来ないから手術はやめる!」ときっぱり言われました。
でもその言葉に私は誠実さを感じました。
しかも「以前の二重の幅にする?もっと広げる?」と聞いて下さいました。
元の幅にとお願いしましたが折角だから幅を広げて貰えばよかったです(笑)
(却下な箇所は削除して下さいね。)
私も どこも 診察していただいた事がないのに 札幌美容形成外科の診察券を いただきました。 お守り代わりに大切にしております。