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札幌美容形成外科院長の日記

2006/11/13 月曜日

わきが手術の経過

カテゴリー: 医学講座 — admin @ 2:13 PM

 昨日わきが手術は30分では治らないと書きました。今日もわきが手術をなさった方がたくさん再診でいらしてくださいました。当院では全例同じように手術をしておりますが、その方の範囲や体質により経過が異なります。3ヵ月もしないうちにすっかり快くなる方もいらっしゃれば6ヵ月でようやく自然なやわらかさに近づく方もいらっしゃいます。皆さんワキの臭いがなくなり汗も出なくなって快適ですとおっしゃっていただいています。制服がある方は『制服を自宅に持ち帰って洗わなくてもよくなり助かります』と言われます。
 わきが手術で経過に差が出るのは手術操作よりも手術を受けられる方に原因があります。一般にやせ型で腋毛の範囲が狭く汗の出る範囲が少ない方は削る範囲が少ないため経過が良い傾向にあります。腋毛が生えている範囲が幅5㎝未満の方はキズが治りやすくキレイです。逆に腋毛が幅8㎝以上長さ12㎝以上の方はよほど安静にしていないと硬くなったり色がついたりしやすい傾向にあります 。
 わきが手術のページに書いてある通りわきが手術ではワキの皮膚を薄く削ります。そのため皮膚を栄養する血管が切れてしまいます。植物でいうと木の枝を切ってしまった状態です。そのままですと木が枯れてしまうようにワキの皮膚も枯れて壊死になってしまいます。木は水につけたり挿し木をして養生すると根が生えて生き返ります。ワキの皮膚も安静にしてぴったりくっつけていると下から血管が生えてきて(血管新生と言います)皮膚が生き返ります。
 皮膚が上手く生き返るとキレイに治りますが、治りが悪いと色がついたり硬くなったりします。これを治すために通院治療やマッサージが必要になります。硬くなったり色がついた方でもしっかり軟膏治療をするとキレイになりますので御安心下さい。キズの治りを悪くするタバコは止めて下さい。

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