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受験生の頃の想い出

 毎年初雪が降って手稲山の頂上が白くなると受験生の頃を想い出します。私は札幌西高校から一浪して札幌医大に入学しました。高校生の時はベスト10の成績優秀者でもなく医学部合格は難しいレベルでした。
 特に高一の時は夕張の中学から札幌へ出てきて、毎日英語の予習復習で精一杯でした。一年生最初のテストは惨憺たる結果で、どうしようと悩みました。いじめる生徒は西高にはいませんでしたが、誰を見ても自分より優秀そうに見えました。
 現役の時も札幌医大を受けましたが見事に不合格となり、札幌予備学院(今の河合塾)という予備校に通いました。予備校ではそこそこの成績でしたが必ず合格できるという保証はありません。前にも書いた生物の矢野雋輔先生が『いいですか、木枯しがピューピュー吹いて寒くなってくるとだれでも心細くなります。ああまた来年も(予備校)かと思ってはいけません。これからが勝負です。』と言われた事をよく想い出します。
 私は11月頃から成績が上昇し、最後は札幌医大より偏差値が高い自治医大にも合格できました。これには予備校の担任だった大谷先生も驚いていました。私の最後まで諦めず何事にもコツコツやる精神は予備校時代に培われた気がします。勉強・仕事・恋愛など人生には辛いことがたくさんあります。最後まで諦めず努力する姿勢が大切です。頑張った人には必ず良いことがあると信じることです。

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