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デザインとイメージ
札幌美容形成外科を開業する時は、たくさんの人に助けていただきました。特に高校や中学の同級生は、さまざまな分野で活躍している人がいて助けられました。そのうちの一人がデザイナーでした。
『本間、病院のマークとかイメージとか決まってんの?』
私『???』
『名刺でも、広告でも、病院をイメージするデザインって大事だょ』
私『フ~ん、でも病院のマークなんてあったかな?』
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私が勤務したのは、市立札幌病院、帯広厚生病院、函館中央病院などの総合病院が長く、その地域でその病院を知らない人はいない位有名でした。
タクシーに乗って「市立病院までお願いします」と言えば住所を言わなくても乗せてもらえます。
病院のマークについては、市立札幌病院には独自のマークがあった筈ですが、私の名刺には札幌市のマークを入れていました。帯広厚生病院ではJAのマークでした。
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開業前に勤務していた中央クリニックにマークやロゴがあったか?定かではありませんが、確かに看板は黄色で目立つ色でした。
有名なリッツ美容外科や聖心美容外科には素敵なデザインのロゴやイメージカラーがあります。
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友人のデザイナーの事務所へ行き、彼がデザインしたさまざまな作品を見せてもらいました。
『この中で、本間が気に入ったデザインがあれば、それを応用することもできるょ』と言われました。私が気に入ったデザインは札幌交響楽団コンサートのパンフレットでした。
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ちょうどこのHPの両サイドにある、緑の葉っぱの帯がついたデザインの札幌交響楽団(札響)の定期演奏会のポスターがありました。
友人『本間は植物が好きだったんだ』
私『そう、オレ趣味は園芸だし』
その友人が何種類かデザインしてくれた名刺の中から、私が選んだのが、葉っぱのマークが入った名刺でした。
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下の名刺が私が開業以来使用している名刺です(正確には開業前の方が名刺を多く使います)。
外国の先生には、裏に英語表記をした名刺を差し上げています。
葉っぱのマークがついた名刺は珍しいので、一度名刺を差し上げた方からは、『あぁ、あの葉っぱの名刺いただきました』とよく覚えていただけます。
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開業前には、医業とは別のさまざまなことを経験し、少しずつクリニックができました。
医学部や研修医時代に先輩から教わることはありません。これから開業なさる先生は、自分が知らないことは謙虚に教えていただき、信頼できる専門家に助けていただくのがよいと思います。
私の名刺です |