医学講座
パソコン突然死
最近の医療機関には…
たくさんのパソコンがあります。
札幌美容形成外科にも…
デスクトップPCも
ノートPCもあります。
もちろん自宅にもあります。
この院長日記も…
PC無しには書けません。
■ ■
札幌美容形成外科では…
2009年から電子カルテを導入しました。
電子カルテは快適に動いています。
サポートもしていただいています。
先日は…
NEC製サーバーの…
ハードディスクを交換していただきました。
それほど痛んでいるようには見えませんでしたが、
安全のためです。
■ ■
私は慎重な人間なので…
必ずバックアップを取るようにしています。
大切な情報は…
複数のPCで保存しています。
セキュリティーもかけています。
個人情報保護保険にも入っています。
■ ■
そんな私でもちょっと油断しました。
一つのPCでしか保存していないデーターがありました。
従業員と私のお給料のデーターです。
さすがに…
給与明細だけは…
他の人に見られると嫌だと思い…
一つのPCにしか保存していませんでした。
■ ■
ところが…
その当院では一番新しい日本製PCが…
突然死しました。
原因はハードディスクでした。
外観はまだきれいで…
どこが悪いのか…
…というようなHDです。
ある日、青い画面が出て動かなくなりました。
■ ■
さすがの私も困りました。
さいわいなことに…
優秀なPCのお医者さんに…
みごとに復旧させていただきました。
国税庁が定めた…
パーソナルコンピュータ(サーバー用のものを除く。)
の法定耐用年数は4年。
その他の電子計算機は5年です。
■ ■
これから開業を検討されている先生、
同業の先生へのご忠告です。
パソコンは突然死します。
法定耐用年数の4年もたないことがあります。
ふだんから…
よい先生を見つけておくことをおすすめします。
システム障害は、
一度発生すると大変です。
■ ■
壊れたハードディスクから…
データーを取り出すサービスもあるようですが、
莫大な金額がかかります。
データーも100%復旧できるとは限りません。
突然死してからは遅いので…
PCの耐用年数は短いと思ってください。
たまにPCの蓋を開いて中を見てください。
ほこりだらけになって…
熱くなってくたくたになるまで働いているHDがあったら…
要注意です。
突然死する可能性があります。