医学講座
限度額適用認定証2020
今日は2020年10月7日(水)です。
2020年はコロナ禍のため、
大手企業も大変です。
業績が悪化しているところがたくさんあります。
手術を受けたくても、
先行き不安だと受けられません。
来年にはコロナ禍もおさまるだろうと私は思っています。
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時間がある時なので、
手術を受けたいと考えている人への助言です。
限度額適用認定証という制度があります。
保険医療機関で払う自己負担を少なくする方法です。
特に高額の医療費がかかる人には助かります。
ご自分が加入している、
健康保険によって支払う限度額が変わります。
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私たちのような中小企業は、
社会保険に加入する時は協会けんぽです。
協会けんぽは青い保険証です。
この青い保険証の方は、
収入による標準報酬月額によって、
医療機関の窓口で払う限度額が変わります。
ざっくり説明すると、
給与の標準報酬月額26万円以下の方が、
一ヵ月に6万円以上の医療費を払う場合には、
限度額認定証を利用することをご検討ください。
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札幌美容形成外科の手術ですと、
立ち耳の手術を両側に行う時には、
限度額認定証を使うと負担が少なくなります。
もう少し説明します。
協会けんぽの青い保険証ではなく、
企業別の保険証をお持ちの方は、
もっと少ない自己負担で診療を受けられることもあります。
気をつけなくてはいけないのが、
事前申請です。
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病院に来て手術を受けてからではなく、
手術を受ける前に申請して、
限度額認定証をもらうことが必要です。
申請から交付まで時間がかかることもあります。
高額の医療費がかかりそうだったら、
まずご自分が加入している健康保険の、
限度額認定を申請することです。