医学講座
20年間の変化①
今日は2024年8月4日(日)です。
札幌美容形成外科は20周年を迎えました。
もうすぐ70歳の私が見ると、
20年間で一番変わったのが通信です。
昔は家電いえでんと言われた黒電話でした。
若い人は知らないと思います。
ダイアル式の電話です。
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今は子供でも携帯を持っています。
道を歩いている人でも、
スマホを見ている人がいます。
電車の中もみんなスマホを見ています。
通信技術が発達しました。
海外からでもテレビ電話ができます。
技術の進歩はすごいと思います。
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逆に変わらないのは、
形成外科の切る縫う技術です。
真皮縫合しんぴほうごうが上手にできる手術ロボットはいません。
おじいさんですが、
熟練の形成外科医の技術力はロボットより上です。
人間のからだは部位によって真皮の厚さがちがいます。
どの部位でも上手に真皮縫合ができるロボットの開発は難しいです。
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手術後や抜糸後の安静も大切です。
人種によってキズの治り方がちがいます。
部位によってケロイドになりやすところがあります。
年齢による差もあります。
直美ちょくび_の先生たちは知りません。
若い人と同じことはできませんが、
これからも熟練の時計職人のような手術をします。
ご声援に感謝しています。