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「ひととき」から
平成19年11月21日朝日新聞-ひととき-への投稿です。
「しゅくだい」
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娘の幼稚園では週に一度、絵本の貸し出しがあります。
先日、5歳の娘が借りてきた本は「しゅくだい」という絵本。いつものように夜寝る前にお布団で読み始めました
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あらすじは、主人公のもぐらのもぐくんが、学校の先生から[おうちの人にだっこしてもらうこと」という宿題を出されます。
けれど、もぐくんのお母さんは、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で大忙し。
ちゅうちょして、なかなか「しゅくだい」を言い出せません。でも、最後は、家族みんなから抱きしめてもらうというお話です。
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ふと、我が家の風景がだぶり、ドキリとしました。
幼稚園にも慣れ、ほとんどのことが自分でできるしっかりものの娘だから、下の1歳の弟にばかり手をかけていたことに気づかされたのです。
そういえぱ、最近ギューしてあげてないな。
さびしかったかな。
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読んだあと、隣の布団で聞いていた娘に「おいで」と声をかけました。そして、お布団の中で思い切り抱きしめました。
気恥ずかしそうにしていた娘ですが、ギューした後すぐに、幸せそうに寝息をたてて眠ってしまいました。
偶然借りてきた本なのでしょうが、心に残る一冊との出会いになりました。
それ以来、心をこめて、2人の子どもたちに「しゅくだい」をする毎日です。
川崎市 主婦 34歳
(以上、朝日新聞より引用)
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子供が小さい頃、よく『お父さん、早く帰ってきて遊んでね』と言われました。
地方の病院にいた頃は、臨時手術でもない限りは、午後8時頃までには帰宅するようにしていました。
下の子が生まれると、どうしても下の子にてがかかるので、上の子は淋しがります。
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私は日曜日や休日は、なるべく子供と遊ぶようにしていたつもりです。
釧路にいた頃は、子供と屈斜路湖までハクチョウに餌をやりに行ったりもしました。
小さな子供さんがいるご家庭では、できるだけ子供さんと接してあげてください。
一生に一度しかない楽しい時期です。