医学講座
防災の日2017
今日は2017年9月1日です。
Wikipediaによると、
1923年9月1日に関東大震災が発生しています。
災難はいつやってくるかわかりません。
防災の日
2008年9月1日の院長日記では、
有珠山の噴火を書きました。
■ ■
防災の日2015
2015年9月1日の院長日記では、
HPが真っ白になった災難を書きました。
今年は、
医療事故について書いてみます。
医療事故を防ぐ防災の日です。
2010年9月にシリーズで書いています。
■ ■
医療事故を防ぐには①
医療事故を防ぐには②
医療事故を防ぐには③
医療事故を防ぐには④
医療事故を防ぐには⑤
医療事故を防ぐには⑥
■ ■
一番大切なことは、
自分もいつか事故を起こすことがある。
自分もいつか加害者になることがある。
いつもこう思っていることです。
自分だけは事故を起こさない
…なんて、
絶対に思ってはダメです。
特に美容医療で、
死亡事故や失明事故は絶対にダメです。
■ ■
個人で開業する先生への助言です。
一度大きな事故を起こすと閉院の危機です。
少しでもリスクがある施術や手術には、
手を出さないことです。
誤診も大変です。
悪性黒色腫を見落とすと、
患者さんが亡くなってしまいます。
少しでもあやしいと思ったら、
他の先生に助言を求めることです。
■ ■
イボだと思って治療したら、
メラノーマだったという事例もあります。
医療事故を防ぐ防災の日に伝えるメッセージは、
自分だけは事故を起こさないと思うな
自分だけは誤診をしないと思うな
慣れた頃が一番危ない。
感染性粉瘤だと教授が診断した腫瘤が、
悪性腫瘍だったこともあります。
“防災の日2017”へのコメント
コメントをどうぞ
オリンピック水泳で金メダルをとった選手が
4年前との動画比較が報道され
ほくろが大きくなってることにファンが気づき
皮膚科を受診するように知らせたそうです。
やはりメラノーマで切除しました。
自分が金メダルをとらなければ
癌で亡くなってたかもしれないと
言ってたそうです。
私は年々ほくろが多くなり
気になりますが
本間先生からのお教えでほくろを見守ってます。
防災の日は自然災害だけではないのですね。
仕事は何でも大変ですが
命を預かるお仕事はより大変ですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は知りませんでした。教えていただきありがとうございました。ネットで検索したところオーストラリアのマック・ホートン選手(20)のことが掲載されていました。ホクロの癌はこわいのでなんちゃって先生ではないところで診ていただいてください。
9月1日、1年に一度、しっかり災害を見直すことは大事ですね。医療の世界でも、事故がおきないとはいえないという謙虚な心構えは立派だと思います。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。大きな病院でも事故はありますし、大きな声では言えませんが誤診もあります。毎日気をつけていないといつか自分も事故を起こしたり誤診をします。謙虚な心構えはほんとうに大切だと思います。
防災の日、山形は穏やかな1日でした。 毎年 自然災害が増えている気がします。 医療の現場でも医療ミスのないよう患者側からのお願いです。先生 ストレスの多い残り4ヶ月 乗り切ってください
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。防災は大切だと思いますが防ぎようのない災害もありますね。医療現場は医療ミスや医療事故とのたたかいです。事故を起こさないようにいつも気をつけています。ご声援に感謝いたします。何とかがんばって解決したいです。