医学講座

消費税と札幌美容形成外科の料金

 今日は2019年9月4日(水)です。
 札幌美容形成外科は休診日です。
 クレジットカードをやめますに、
 うちの奥さんから、
 今は美容室でもカードが使えるのに、、、
 カードが使えないと、
 お客さんが困る。
 お客さんが減ると困る

 …とクレームがありました。
      ■         ■
 確かに、
 時代に逆行しているのはわかります。
 でも、
 ばか正直な私は、
 消費税分を値上げするより、
 クレジットカードをやめる選択をしました。
 現金でも安いほうがいいと考えるからです。
      ■         ■
 そもそも、
 札幌美容形成外科は保険診療をメインとしているので、
 自由診療で消費税がかかる手術は限られています。
 手術料金も内税表示で、
 オプション
 追加料金
 強引なおすすめ
 …は一切ありません。
      ■         ■
 2004年8月3日に札幌美容形成外科を開業した時は、
 消費税は5%でした。
 2014年4月1日に8.0%になりました。
 その時も、
 手術料金は内税表示で同じにしました。
 患者さんが多い小陰唇縮小手術は、
 開院以来ず~っと16万円です。
 税抜で計算してみました。
      ■         ■
 小陰唇縮小手術
 消費税5%  税抜152,381円 税込160,000円
 消費税10% 税抜145,455円 税込160,000円
 税抜価格は6,926円安くなっています。
 男性の包茎手術は、
 消費税5%  税抜95,238円 税込100,000円
 消費税10% 税抜90,909円 税込100,000円
 税抜価格は4,329円安くなっています。
 これが企業努力の限界です。

“消費税と札幌美容形成外科の料金”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    奥様のお気持ち、分かります。
    私もクリニックのお客様が減らないか
    心配です。

    料金表の所に
    クレジットは使用出来ませんが
    値上がりしてません。
    お値段据え置きです。
    など、付け加えられないでしょうか?

    差し出がましく申し訳ございません。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。美容外科はもともとカード会社や家族にクリニック名を知られたくないので現金の方も多いのです。税別の価格を価格表に表示する予定です。ご心配いただきありがとうございます。

  2. えりー より:

    たしかに奥さまのおっしゃる
    ように今は何でもクレジットカード
    で支払う人が多いですね。
    しかし、大変な企業努力で
    お値段を変えずに手術して
    くださることは患者さんに
    とって現金支払いのみでも
    お財布に優しくありがたい
    ことだと思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。価格据え置きは大変です。今は人手不足です。給与を上げなければ人も集まりません。私の役員報酬は減りました。65歳で働けることに感謝しています。

  3. さくらんぼ より:

    だんだん安くなるのですね。奥様のおっしゃる事もわかります。今の人は現金をあまり持ち歩かないみたいです。ましてや10万を超える額だとなおさらですが、本間先生の患者の負担軽減の為のご苦労ですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私の知り合いの先生は手術前にご自分の銀行口座に代金を振り込んでもらっていました。大きな病院のカード手数料は私たちより低いと聞きます。今でも同業者より安いと思います。安く料金表示をしてあるところでも、追加やオプションで高くなります。

  4. ラズベリー より:

    イランとアメリカが緊迫する中、フランスと共に仲裁者として骨をおっておられること、有志連合参加見送りは妥当と思います。
    安部総理は、消費税増税を決めました。非課税世帯等の低所得者の貧困拡大に繋がり、消費者や中小は打撃だけでメリットがありません。
    安部総理は、海外で9000億円余りの経済支援を表明して日本国が大企業を除いて貧困とかまずいと思いました。安部総理はトップとして消費税増税の副作用に着手しないといけません。
    さて、本題のコメントです。私は予約制を取っている美容外科、形成外科の場合はクレジットは必ず必要とはならないので見直して良いかなっと思います。どれくらい過去にクレジットを利用されたのかという統計もあると思いますので、消費税増税が決定された今は、手数料と天秤にかけて、必ず必要があるのか考える必要があると思いました。
    今、わたしが勤めているところで消費税増税を補完する経営的な対策を述べさせて頂くとしたら下記の様に考えます。①よく使用する点滴薬剤、内服薬を提携病院や親しい病院に一緒に薬剤をまとめ買い購入出来ないか交渉してみる。→これは提携病院にもメリットがあります。製薬会社とのまとめ買い交渉により、仕入れ値が安くなります。製薬会社も安定した利益になり、自分の病院も得をします。安定した利益を得る事になり三者がwinwinになります。②各部署のコスト意識の向上、教育。コストの取り漏れチェック。最終、医事課になりますが返戻を無くす、少なくする。病棟のベッドコントロールを日々行う、入退院のバランスが重要。在院日数などクリア出来ているか日頃から注視する。③周知期間が過ぎている広告について見直す、または目立つ駅に期間限定広告に切り替える。④応援看護師ばかり増やさない。莫大な仲介、紹介手数料は経営を圧迫するため。定着性のある働き易い職場作りを使用者も一体となって作る事を模索。⑤自分の病院の売りって何か考えます。売りを作る。政府は【予防】にようやく着目するようになりました。時代を逆手に取る必要があります。健診を増やしたり、今までやってなかった自由診療を行ったり増やしたりする事。必要に応じて外来看護師を増やし、曜日限定で抗酸化点滴外来治療を行なったり、生活習慣病を早期に発見、治療や【予防】を行っていくことで医療予防や介護予防になるだけでなく、健康で長生き、そして、病院の益にも繋がります。以上、思いつきで書いてしまいました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。同業の先生たちは看護師仲介業者に莫大な手数料を払って苦労しています。自分の【売り】を考えることは大切ですね。うちは【安くてうまい】を売りにしているつもりですが、なかなか難しいです。ご声援ありがとうございます。

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