医学講座

医療事故を防ぐために2022

 今日は2022年3月25日(金)です。
 ウクライナの戦争が続いています。
 なかなか終わりが見えません。
 昨日の院長日記、
 英国人パイロットの奥様の死
 …の続きです。
 英国人パイロットのブロミリー Bromiley さんは、
 2005年に奥様を副鼻腔炎の手術で亡くしました。
      ■         ■
 事故の原因を詳細に調べて、
 航空機事故を防ぐための方法を、
 医療事故にも応用しています。
 航空機事故の75%は人のミスが原因です。
 操縦室では、
 緊急事態が起きた際の方法を、
 毎日確認して飛行しています。
      ■         ■
 医療事故も同じです。
 人間なので失敗することもあるは、
 医療の世界ではあってはならないことです。
 私たち医療者が行う医療行為は、
 絶対に失敗してはいけません。
 そのためには、
 いい先輩から、
 正しい知識を教えてもらうことです。
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 私の人生で、
 札幌医大麻酔学教室で麻酔科研修を受けさせていただいたことが、
 とても大きな財産になっています。
 札幌医大は、
 全国に多数の麻酔科教授を誕生させました。
 他人が起こした事故は、
 自分も起こす可能性がある
 …ということを教えていただきました。
 医療事故を起こさないために、
 いつも気をつけています。
 最新の知識を勉強しています。

“医療事故を防ぐために2022”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    医療ではミスは許されないですよね。

    他人が起こした事故は、
     自分も起こす可能性がある
    なるほどですね。

    本間先生は石橋を2度叩いて
    渡るような性格ですし
    勉強熱心なので
    大丈夫だと思います。

    いつも気を引き締めてるので
    お疲れだと思います。

    お身体、労わって頑張って下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。医療事故は絶対に起こしてはいけないと肝に銘じています。そのために勉強をして、他の施設で起きた事故もよく調べています。万一事故になっても被害が最小限になるようにすることも大切です。医師免許証を持つ者の使命だと考えています。

  2. えりー より:

    「他人が起こした事故は、
     自分も起こす可能性がある」
    というお言葉をお聞きして
    「人の振り見て我が振り直せ」
    という、ことわざを思いました。

    最新の正しい知識を得ることで
    失敗するリスクを減らすことが
    できますね。
    本間先生の学ばれる姿勢を尊敬して
    います。

    先生のように命に対して真剣に
    向き合ってくださる方が多くなれば
    戦争もおきないと思いました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。医療事故のことが話題になるたびに、どうしたら防げたのか?を考えています。自分も事故を起こす可能性があるといつも気をつけています。

  3. さくらんぼ より:

    あまり医学の知識がないので医療ミスかの判断がつきません。息子も副鼻腔炎の手術を受けましたが、鼻が曲がるようになっただけで改善は見られませんでした。
    私も首の手術をして腕があがらなくなった時は、荻野教授他腕などの先生が入れ替わり来られて検査されました。
    母も腰の手術後弾性ストッキングを早く脱ぎ過ぎ血栓が肩のあたりに飛びました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。さくらんぼさんのご子息様やお母様、ご本人の首の手術で腕が上がらなくなったのは医療ミスとはならないように感じます。明らかな医療事故はヒアルロン酸による失明のような場合だと思います。ご子息様はお気の毒だと思っています。

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