未分類

チェリーの経過

 先日、ご来院いただいたご婦人から『先生、日記を毎日楽しみにしていますのよ。チェリーちゃんはその後いかがですか?』とご質問をいただきました。ご心配いただきありがとうございます。平成18年10月22日(日)に胸にできた悪性リンパ腫を手術いたしました。術後経過は順調でキズも治癒しました。その後の検査で慢性腎不全が見つかり、悪性腫瘍よりも腎不全で危ないとわかりました。人間でしたら腹膜透析や人工透析の適応になる状態でした。
 悪性リンパ腫で余命一ヵ月程度とネットに書いてありましたが、体表面には腫瘍の再発は見られません。それよりも腎不全のために食欲がなくなり、あんなに好きだったドックフードに見向きもしなくなりました。家内が野菜を煮たり、鶏肉を混ぜたりして作ったご飯を食べていましたが、年末から食欲がなくなりました。お正月には、食べたものを嘔吐していました。今日はまだ少し元気ですが餌を食べません。
 おそらく3月16日の15歳の誕生日まではもたないと思います。早ければ一週間以内にでも天国へ旅立ちそうです。点滴や採血はせずに、自宅で息を引き取るのを見届けてやろうと考えています。私も死ぬ時は一切の延命治療を望みません。脳死になった時はドナーになります。

チェリー 2007年1月2日

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ