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うれしい知らせ

 毎年この時期から、うれしいお知らせをいただきます。患者様や患者様の子供さんが○○大学や○○学校に合格しましたというお知らせです。自分のことのようにうれしくなります。海外の学校に行かれる方もいらっしゃいます。
 私がはじめて合格通知をもらったのは15歳の春でした。夕張市立鹿島中学校3年生だった時です。函館ラサール高校に合格しました。受験番号は1129番でした。同じ中学から3人が合格しました。
 家庭の事情で函館ラサール高校には行かず、札幌西高校へ進学しました。西高の受験番号は319番でした。大学の受験番号はすっかり忘れてしまいましたが2つ受けた高校の受験番号は37年後まで覚えています。
 ラサールの入学試験に有島武郎の『生まれ出づる悩み』という小説の一節が出ました。作者の有島武郎の読みかた‘ありしまたけお’と、落葉松の読みかた‘からまつ’が出たのも覚えています。
 中学校時代はNHKの‘中学生の勉強室’というラジオ番組を聴いて勉強していました。国語の担当が東京都立八潮高等学校の小田島哲哉先生でした。1月の放送でこの有島武郎の『生まれ出づる悩み』が出ていました。NHKの放送を聴いていた受験生はできたと思います。私も思わず‘やったー’と叫びました。
 受験には‘運’がつきものです。自分が少しでも見たことがある問題が出ると‘しめた!’‘ラッキー’とうれしくなります。そうすると不思議な力が出てきて、D判定やE判定だった志望校に合格することもあります。
 受験はこれからが本番です。一年間苦労した努力が報われるように、風邪やインフルエンザに気をつけて頑張ってください。
 受験は通常午前9:00頃から始まります。夜型の勉強パターンになっている方は、午前0時までには寝るようにしましょう。体のリズムを朝型に切り替えて、午前9時に自分の頭脳が100%威力を発揮できるようにしてください。合格の秘訣です。どうか幸運の女神が微笑みますように!

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