院長の休日

情報通信と美容医学の進歩

 私の子どもの時代は、
 ようやく家庭にTVが普及しはじめた頃でした。
 電話すらない家が大部分でした。
 私の家の近くで電話があったのは、
 たしか…院長先生の家だけでした。
 緊急連絡は電報でした。
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 今は携帯やスマホでTV電話もでき、
 アプリを入れると無料通話もできるようです。 
 時代は進歩したものです。
 子どもまで、
 キッズ携帯を持つ時代です。
 夢が現実になりました。
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 私が子どもの頃から…
 美容整形という言葉がありました。
 整形手術で…
 どんな美人でも作れる世の中になる…?
 …と考えられていました。
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 残念なことに…
 美容医学は…
 どんな美人でも作れるほど進歩はしていません。
 もともとの骨格もありますし、
 目について言えば…
 もともとの目の大きさもあります。
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 この10年間で…
 情報通信並みに進歩したのは…
 脱毛用レーザーとあざ用レーザーです。
 この2つのレーザーは、
 従来の治療法をまったく変えてしまいました。
 毛深い人でも…
 つるつるになることができます。
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 赤いあざや、
 太田母斑という青いあざは、
 レーザーで治療できるようなりました。
 昔は何回手術をしても…
 なかなかきれいにならなかったのが…
 時間はかかりますが、
 レーザー治療で快くなるようになりました。
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 切って縫う手術でも、
 手術用顕微鏡や、
 縫合材料の進歩があります。
 でも…
 残念なことに…
 携帯端末やスマホ、
 iPhone、iPod、iPadほど進歩していません。
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 逆に言うと…
 私のようなおっさん医師の、
 経験とか…
 技術が…
 まだまだ使える分野です。
 若い人への伝承(でんしょう)も…
 必要だと感じています。

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