医学講座
第23回北大形成外科アカデミー
昨日(2011年12月10日土曜日)、
京王プラザホテル札幌で、
第23回北大形成外科アカデミーが開催されました。
北大形成外科の教室員と、
OBの同門会員が対象の勉強会です。
とても勉強になりました。
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12月のアカデミーは、
Session1教育研修施設レポート
・市立札幌病院(川嶋邦裕先生)
・北海道がんセンター(皆川英彦先生)
・福井大学(安田聖人先生)
Session2院生研究発表
・大芦孝平先生(大学院4年)
悪性黒色腫の転移経路に関する動物実験:リンパ行性転移と血行性転移の関連について
・村尾尚規先生(大学院3年)
ケロイド線維芽細胞におけるHGF(Hepatocyte Growth Factor)のTGF-β拮抗作用についての検証
・蕨雄大先生(大学院3年)
顔面神経麻痺による神経信号入力変化をRNAで捉える~顔面表情筋mRNA発現の定量的評価~
・池田正起先生(大学院2年)
ケロイド治療への新たな視点~皮膚に対する抗線維化薬の応用~
・山尾健先生(大学院2年)
ヒアルロン酸修飾インターフェロンβ徐放剤の開発
・皆川知広先生(大学院1年)
唇顎口蓋裂治療における再生医療~機能性scaffoldを応用した顎裂再建~
Session3特別セミナー
〈PartⅠ〉古川洋志先生
・マイクロサージャリーへの道~ビギナーの私と今の私
・脈管の可視化技術の進歩:ICG&PDEによるinnovation
〈PartⅡ〉小山明彦先生
・われわれの小耳症治療:よりリアルな耳介をめざして
・北海道におけるcranio-surgeryの現状:北大Cranio-Facial Unit設立
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情報通信と美容医学の進歩で
残念なことに…
携帯端末やスマホ、
iPhone、iPod、iPadほど進歩していません。
…と書きましたが…
医学の分野でも研究は進んでいます。
私の勉強不足でした。
訂正します。
■ ■
北大形成外科では、
・悪性黒色腫の転移に関する研究
・ケロイドの研究
・顔面神経麻痺の研究
・再生医療を用いた唇顎口蓋裂治療
など形成外科の最先端を研究しています。
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将来は、
今の治療法が変わるほど進歩すると思います。
医学研究は、
実用化までに時間がかかりますが…
治らなかった病気でも…
着実に進歩しています。
地道に研究を続けている若い先生に、
ぜひがんばっていただきたいと思いました。