医学講座

JR各社、需要回復悲観

 今日は2020年10月18日(日)です。
 札幌は秋晴れのいい天気です。
 せっかくのお天気なのに、、、
 新型コロナの患者数が増えています。
 ヨーロッパでは死者数も増えています。
 なかなか収束しません。
 コロナがこわいので外出もためらいます。
      ■         ■
 2020年10月18日、北海道新聞朝刊の記事です。
 JR各社、需要回復悲観 在宅勤務増、生活変化で
 新型コロナウイルスの感染拡大で鉄道利用が激減する中、全国のJRでコロナ収束後の需要回復に悲観論が広がっている。コロナ禍に伴う在宅勤務の増加に加え、外出や出張自粛など鉄道利用者の生活スタイルが変化しているためで、各社経営陣からは「需要はもう戻らない」との声が相次いでいる。
 「ウィズコロナの時代にしっかり対峙たいじし、これに合わせて受け入れの用意をしなければならない」。来春のダイヤ改正での特急減便などを発表した14日の記者会見でJR北海道の島田修社長は、9月の会見に続き今後の鉄道需要の見通しに厳しい見方を示した。
 札幌―岩見沢など都市間主要3区間の特急利用者は、4、5月に前年同月比8~9割減まで落ち込んだ。徐々に回復しているが、9月も5割程度でしかない。
 首都圏などが営業エリアのJR東日本でも、8月の主要路線の利用者(終日)は約4割減。9月も回復にはほど遠く、深沢祐二社長は会見で「ライフスタイルの変化を捉えた新サービスの提供、抜本的な構造改革が必要」と強い危機感を示し、終電繰り上げと通勤定期券の値上げ検討を明らかにした。
 他のJR各社も「需要は簡単には戻らない」(JR九州の青柳俊彦社長)など悲観的な声が多い。JR九州初代社長の石井幸孝さん(88)は「人口減少やIT化で鉄道需要が大幅に減ると予測した30年後の世界が今来てしまった」と驚く。
 地域の交通インフラである鉄道は競争が少なく、事故や不祥事が起きても目立った客離れは起きなかった。しかし、コロナ禍で想定外の需要減に直面。鉄道で稼いだ利益を商業施設や不動産、ホテルなどに投資する従来のビジネスモデルが大きく揺らいでいる。そのためJR各社は1987年の国鉄分割民営化以来、ほぼ手付かずだった終電繰り上げやコスト削減、運賃値上げによる収益回復を模索せざるを得なくなった。
 不採算の地方路線が多いJR北海道は、本年度の単体の減収額が約400億円となり、売上高が昨年度からほぼ半減を見込むなど影響はさらに深刻。運賃値上げは従来の赤字経営を補うために昨年10月に実施済み。終電繰り上げは深夜便の少ない道内での効果は限定的で、島田社長も「現時点では考えていない」と明言する。稼ぎ頭の札幌圏を含む特急などの減便は苦肉の策だが、同社幹部は「できることは限られる。他社に比べ状況は極めて厳しい」と話す。(徳永仁)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 うちの奥さんの父親は国鉄の保線区でした。
 定年退職する前には、
 尼崎保線区長でした。
 結婚した頃に、
 うちのお父さんは、
 旅行に行っても線路ばかり見ている、、、

 …と言っていました。
 私の祖父も国鉄で通信関係の仕事をしていたそうです。
      ■         ■
 JR北海道は歴代の社長さんが自殺されています
 ほんとうに残念です
 北海道新聞の記事にあった、
 人口減少やIT化で鉄道需要が大幅に減ると予測した30年後の世界が今来てしまった
 …という、
 JR九州初代社長の石井幸孝さん(88)のお言葉が重いです。
 JR北海道を何とか助けてほしいです。
 お願いいたします。

“JR各社、需要回復悲観”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ