医学講座

手術後に目をこする

 私が手術をしていたただいて、
 もう少しで6ヵ月になります。
 ようやく落ち着いてきた
 …と感じています。
 それでも、
 まだ目はこすっていません。
      ■         ■
 人間は、
 無意識のうちに目をこすります。
 眠い時…
 朝起きた時…
 目をこすることがあります。
 この目をこする動作が、
 目によくありません。
      ■         ■
 最初の2ヵ月くらいは、
 寝ている時に目に触らないように、
 アイマスクをしていました。
 腫れが取れてきても、
 まだキズは落ち着いていません。
 触ると…
 何となくぴりぴりします。
      ■         ■
 ぴりぴりするのは、
 キズが触らないでと言っている証拠だと、
 私はよく説明します。
 何となく違和感があるのは、
 切って…
 縫った…
 …からです。
      ■         ■
 眼瞼下垂症や、
 二重埋没法で、
 一番、目に良くないのが、
 目をこすることです。
 ラインが消える時という、
 2010年4月29日の院長日記に書いてあります。
 目をこすると、
 二重のラインが消えます
      ■         ■
 生まれつき二重の人でも、
 アトピー性皮膚炎などで、
 毎日まいにち目をこすっていると
 二重が三重になったり、
 目の上がくぼんできます。
 眼瞼下垂症になる人もいます。
      ■         ■
 眼瞼下垂症手術は、
 まぶたを切って
 眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉を調節して、
 丁寧に縫います。
 目をこすっていると…
 眼瞼下垂が再発することがあります。
 アレルギーの人は、
 花粉症の時期には、
 特に気をつけてください。
 目をこするとラインが消えます

“手術後に目をこする”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ